相次ぐカードのキャンセルで今年のワースト大会になることも予想された今日の大会。少し遅れて会場についたのですが一向に始まる気配無し。客席からは「早く始めろコラ!」などと怒号が飛ぶ最悪の雰囲気。結局40分遅れくらいでスタート。遅れるのはしょうがないにしても理由・開始見込み時間くらいは説明して欲しかったです。

第一試合:
しなし選手の試合。テイクダウンしてからは怒濤の足関攻撃。最後は腕十字で。しなし選手、いつも通り狙いまくりでした。適当な相手がいればまた見たいですね。グラウンド顔面パンチ有りルールは性格的にもあってそうだし。

第ニ試合:
ゴングと同時に座りこみ寝技に誘う赤木選手、何度かトライしてヒール決めてしまいました。上の方ではつらいと思いますが、面白いのでこのスタイルのままいってください。

第三試合:
○大沢ケンジ(2R判定)秋本じん×
絶対に勝ちたい大沢選手と絶対に負けられない秋本選手。試合は、秋本選手のテイクダウン狙いを大沢選手がしのいでヒザ等を入れていくという展開が続いて見せ場らしい見せ場も無かったのですが、気持ちが伝わってくるいい試合だったと思います。クラスB相手のオファーを受けた秋本選手は立派。試合後大沢選手はロウロ選手との対戦をアピールしてました。

休憩前、井口選手の7/30後楽園大会参戦が発表。相手は久保山選手。負けたら次がないので最初にマモル選手とやってほしかったのですが・・・。

第四試合:ルミナ選手と中井選手のグラップリングマッチ。ルミナ選手、1Rだけなのに相変わらずバテバテ。8/20の横浜文体大会に出場するようですが大丈夫かな・・・。

第五試合:
○中蔵隆志(2RTKO)レイ・クーパー×
何が当たったのか覚えてないのですが、クーパー選手の目の上あたりが切れてレフェリーストップ。クーパー選手、ウェルターまで落としてこの結果じゃやりきれないだろうな。あきらめないで次も頑張って欲しいです。

第六試合:
○マモル(1RKO)ストニー・デニス×
デニス選手については、どんな選手か全く知らなくて、試合前も破棄のない顔つきしていたので、「こりゃかませ犬かな」と思っていたのですが、試合が始まると鋭いパンチの連打連打連打!この試合から僕の隣の隣で見ていた五味選手も「結構やるじゃん」ともらしてました。マモル選手、劣勢だったのですが、起死回生の左ハイ一閃!完全失神KO。デニス選手は意識が戻ってからもまともに歩けてませんでした。

第七試合:
○ギルバート・メレンデス(1RTKO)植松直哉×
試合開始前、鈴木レフェリーに両足首を丁寧にタオルで拭かれるメレンデス選手。恐らく、植松選手が足関得意なのを知っていてオイルか何かを塗ってきていたのでしょう。とりあえず勝ちたい意志は伝わってきました(笑)。

試合は、開始早々メレンデス選手のストレートがヒットして植松選手ダウン。再開後、再びメレンデス選手のパンチがヒット、植松選手腰がくだけるも、そのままタックルにいってなんとかごまかす。その後植松選手がオモプラッタでメレンデス選手の腕をロック。かなり長い時間ロックして、何度か極まりそうになった瞬間もあったのですが、結局抜けて植松選手下に。メレンデス選手のインサイドガードからのいいパンチが何発か入ったところでレフェリーストップ。

メレンデス選手強いです。かたちは不恰好ですが、インサイドガードからの、リーチを生かしたパンチの連打は相手にとってはかなりやっかいなはず。次にペケーニョとやるにしてもルミナ選手とやるにしても楽しみです。個人的は8/20でペケーニョvsメレンデス、ルミナ選手vs高谷選手が見たいのですが、高谷選手HERO’S(or武士道)出場の噂もあるのでどうなることやら。

総括:試合開始の遅れや負傷による不完全燃焼な試合もありましたが面白かったです。

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