5/22PRIDE武士道@有明コロシアム
2005年5月22日 格闘技観戦今回から軽中量級に特化することになった武士道。会場の有明コロシアム、7〜8割の入り。日本人全員の簡単な紹介Vの後全選手入場。川尻選手、かなり大きな声援もらってました。
第1試合:
○チャールズ・ベネット(1R KO)前田吉朗×
ベネット選手の渾身の右フックがモロにヒットし、前田選手失神KO負け。前田選手、ここで負けると次が組みづらいですね。
第2試合:
○ジェンス・パルヴァー(1R TKO)TAISHO×
TAISHO選手、途中まではローキックを数発当て、いい感じだったのですが、パルヴァー選手の左フックをもらってダウン。即レフェリーストップ負け。すぐ起き上がったので、ちょっと可哀想でしたが、倒れ方が悪かったのでしょうがないですね。
第3試合:
○イーブス・エドワーズ(1R 腕十字)三島☆ド根性ノ助×
三島選手にテイクダウンされたエドワーズ選手、「こりゃ川尻戦の二の舞になるかな」と思っていたのですが、まず下からアームロック狙い。三島選手がこれを嫌って反対側へ回ろうとしたところを頭に足を掛け、十字に切り替え一本!
はっきり言ってめちゃくちゃ驚きました。この体重では、三島選手が(いまでも)日本で一番グラウンド強いと思っていたので。三島選手、試合後かなり落ち込んでましたが、まだチャンスはあると思うので頑張って欲しいです。
第4試合:
○アーロン・ライリー(1R KO)小見川道大
小見川選手、確かに打撃に対してあまりひるみはしないのですが、左ストレートのストレートのディフェンスが全くできず。最後はコーナー際で右ハイがクリーンヒット、失神KO負け。死んだかと思いました。
ここまで4試合全て1ラウンド決着。いい感じ。
第5試合:
○桜井速人(判定)ミルトン・ヴィエイラ×
上を取った時間の長かったマッハが勝利。試合途中、モニターにルミナ選手が映し出されて会場がどよめく。あと、ミルトン女が早くも出現してました。
第6試合:
○郷野聡寛(判定)クラウスレイ・グレイシー×
終盤攻勢にたった郷野選手が勝利。
休憩後、既に発表されていた小谷選手参戦と、ヨアキム・ハンセン選手の参戦が発表。これがサプライズだったみたいです。
第7試合:
○川尻達也(1R タオル投入)キム・インソク×
キム選手、体重66.5kgしかない・・・。川尻選手、試合前の紹介ビデオで(昨年の五味vsパルヴァーのキャッチコピーが「軽量級世界一決定戦」だったことについて)「俺がいない場で世界一決定戦とか言って欲しくない」、「この階級では修斗の一番が世界一だと思ってる」等コメント。宇野、五味、ハンセン、シャオリン、川尻。歴代のチャンピオンの顔ぶれをみればそれは確かに否定できないところ。
試合は、川尻選手がテイクダウンして殴り続けて勝利。完勝でしたが試合自体はあまりインパクトを残せませんでした。
勝利後、修斗のベルトを持ってアピール。マイクでは、「これからも武士道で強豪と戦っていきたい。(つけたし気味に)あとホームの修斗でももちろん戦うつもりなのでよろしくお願いします」等。最後は(高田本部長口調で)「次は名古屋に観にこいやー」で締め。
ところで、ここ数年「俺が修斗を背負う」的な発言が目立つ川尻選手。僕もかなり好きな選手ですが、この優等生発言は僕的にはどうもしっくりこない。というのも、僕が川尻選手を初めてみた試合で、川尻選手が勝利後、リングサイドで知り合いの女の子に向かって「俺格好よかった?格好よかった?」と聞きまくっていた印象が強すぎて、「マジメ」なキャラにはどうしても見えないのです。本心から言ってるとしたら川尻選手には非常に申し訳ないのですが、第一印象は重要ってことで。
第8試合:
○長南亮(判定)ニーノ・“エルビス”・シェンブリ×
ニーノ選手、下から何もできず。
第9試合:
○フィル・バローニ(2R TKO)美濃輪育久
美濃輪選手、試合前の紹介ビデオが観客にウケてました。試合開始後、パンチを先に効かせたのは意外にも美濃輪選手。グラウンドでの展開が多くなって美濃輪選手優勢で1R終了。2R開始。美濃輪選手バテてる。バローニ選手のパンチが当たり始め、最後は踏みつけでレフェリーストップ。美濃輪選手、負けましたが会場は盛り上がりました。
第10試合:
○五味隆典(1R KO)ルイス・アゼレード×
五味選手、開始早々アゼレド選手のパンチでアゴをハネあげられる。その後もローキック、前蹴り、飛びヒザ等積極的に攻め続けられていたのですが、左、右のワンツーをクリーンヒットさせて鮮やかなKO勝利。レフェリーのストップ後も殴り続けていたためアゼレド選手のセコンドのシュートボクセ勢が乱入。乱闘寸前。特に(おそらく)ハファエル・コルデイロは憤ってました。
総括:
10試合はちょっと長いか。でも一本勝ちは多かったし、メインがビシッとしまったので満足度はそれなりに高かったはず。
意外だったのは、川尻選手の紹介ビデオで修斗の構造が紹介される等、修斗の文字の露出がかなり多かったこと。今回出場した選手のうち、約1/3が修斗のランカー・元ランカーということを考えれば、当然といえば当然なのですが、今までは無かったことであり、川尻選手参戦をきっかけにPRIDEと修斗の関係が変わっていくことを予感させられました。おそらく今後修斗は、より一層PRIDEへのステップアップの場として機能していく(PRIDE側がそうさせる)ことでしょう。
第1試合:
○チャールズ・ベネット(1R KO)前田吉朗×
ベネット選手の渾身の右フックがモロにヒットし、前田選手失神KO負け。前田選手、ここで負けると次が組みづらいですね。
第2試合:
○ジェンス・パルヴァー(1R TKO)TAISHO×
TAISHO選手、途中まではローキックを数発当て、いい感じだったのですが、パルヴァー選手の左フックをもらってダウン。即レフェリーストップ負け。すぐ起き上がったので、ちょっと可哀想でしたが、倒れ方が悪かったのでしょうがないですね。
第3試合:
○イーブス・エドワーズ(1R 腕十字)三島☆ド根性ノ助×
三島選手にテイクダウンされたエドワーズ選手、「こりゃ川尻戦の二の舞になるかな」と思っていたのですが、まず下からアームロック狙い。三島選手がこれを嫌って反対側へ回ろうとしたところを頭に足を掛け、十字に切り替え一本!
はっきり言ってめちゃくちゃ驚きました。この体重では、三島選手が(いまでも)日本で一番グラウンド強いと思っていたので。三島選手、試合後かなり落ち込んでましたが、まだチャンスはあると思うので頑張って欲しいです。
第4試合:
○アーロン・ライリー(1R KO)小見川道大
小見川選手、確かに打撃に対してあまりひるみはしないのですが、左ストレートのストレートのディフェンスが全くできず。最後はコーナー際で右ハイがクリーンヒット、失神KO負け。死んだかと思いました。
ここまで4試合全て1ラウンド決着。いい感じ。
第5試合:
○桜井速人(判定)ミルトン・ヴィエイラ×
上を取った時間の長かったマッハが勝利。試合途中、モニターにルミナ選手が映し出されて会場がどよめく。あと、ミルトン女が早くも出現してました。
第6試合:
○郷野聡寛(判定)クラウスレイ・グレイシー×
終盤攻勢にたった郷野選手が勝利。
休憩後、既に発表されていた小谷選手参戦と、ヨアキム・ハンセン選手の参戦が発表。これがサプライズだったみたいです。
第7試合:
○川尻達也(1R タオル投入)キム・インソク×
キム選手、体重66.5kgしかない・・・。川尻選手、試合前の紹介ビデオで(昨年の五味vsパルヴァーのキャッチコピーが「軽量級世界一決定戦」だったことについて)「俺がいない場で世界一決定戦とか言って欲しくない」、「この階級では修斗の一番が世界一だと思ってる」等コメント。宇野、五味、ハンセン、シャオリン、川尻。歴代のチャンピオンの顔ぶれをみればそれは確かに否定できないところ。
試合は、川尻選手がテイクダウンして殴り続けて勝利。完勝でしたが試合自体はあまりインパクトを残せませんでした。
勝利後、修斗のベルトを持ってアピール。マイクでは、「これからも武士道で強豪と戦っていきたい。(つけたし気味に)あとホームの修斗でももちろん戦うつもりなのでよろしくお願いします」等。最後は(高田本部長口調で)「次は名古屋に観にこいやー」で締め。
ところで、ここ数年「俺が修斗を背負う」的な発言が目立つ川尻選手。僕もかなり好きな選手ですが、この優等生発言は僕的にはどうもしっくりこない。というのも、僕が川尻選手を初めてみた試合で、川尻選手が勝利後、リングサイドで知り合いの女の子に向かって「俺格好よかった?格好よかった?」と聞きまくっていた印象が強すぎて、「マジメ」なキャラにはどうしても見えないのです。本心から言ってるとしたら川尻選手には非常に申し訳ないのですが、第一印象は重要ってことで。
第8試合:
○長南亮(判定)ニーノ・“エルビス”・シェンブリ×
ニーノ選手、下から何もできず。
第9試合:
○フィル・バローニ(2R TKO)美濃輪育久
美濃輪選手、試合前の紹介ビデオが観客にウケてました。試合開始後、パンチを先に効かせたのは意外にも美濃輪選手。グラウンドでの展開が多くなって美濃輪選手優勢で1R終了。2R開始。美濃輪選手バテてる。バローニ選手のパンチが当たり始め、最後は踏みつけでレフェリーストップ。美濃輪選手、負けましたが会場は盛り上がりました。
第10試合:
○五味隆典(1R KO)ルイス・アゼレード×
五味選手、開始早々アゼレド選手のパンチでアゴをハネあげられる。その後もローキック、前蹴り、飛びヒザ等積極的に攻め続けられていたのですが、左、右のワンツーをクリーンヒットさせて鮮やかなKO勝利。レフェリーのストップ後も殴り続けていたためアゼレド選手のセコンドのシュートボクセ勢が乱入。乱闘寸前。特に(おそらく)ハファエル・コルデイロは憤ってました。
総括:
10試合はちょっと長いか。でも一本勝ちは多かったし、メインがビシッとしまったので満足度はそれなりに高かったはず。
意外だったのは、川尻選手の紹介ビデオで修斗の構造が紹介される等、修斗の文字の露出がかなり多かったこと。今回出場した選手のうち、約1/3が修斗のランカー・元ランカーということを考えれば、当然といえば当然なのですが、今までは無かったことであり、川尻選手参戦をきっかけにPRIDEと修斗の関係が変わっていくことを予感させられました。おそらく今後修斗は、より一層PRIDEへのステップアップの場として機能していく(PRIDE側がそうさせる)ことでしょう。
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