11/6修斗@後楽園ホール
2005年11月6日 格闘技観戦会場は8〜9割くらいの入り。
僕は普段後楽園で修斗を観る場合は、東か西の一番後ろの席を取るのですが、今回は購入が遅れた為、南のリングサイド最前列に。カメラマンが邪魔であまり良い席とはいえませんでした。
第1試合:
○粕谷さかえ(2R判定)ウィッキー聡生×
1R、粕谷選手がバックからの十字を2回みせる(1回キャッチ)。2R、ウィッキー選手が打撃で盛り返す。粕谷選手のタックルにあわせて物凄いヒザが当たるが、粕谷選手そのままタックルでこらえる。
判定で粕谷選手勝利。キャッチが効いたか。ウィッキー選手、負けましたが思い切りの良い打撃は魅力。また見たいです。
第2試合:
○中村K太郎(1Rチョークスリーパー)新岡勝明×
K太郎選手、豪快な投げからバックについてスリーパーで完勝。まだまだ底を見せてません。
第3試合:
△徹肌い郎(2R判定)亘理崇麿△
徹選手、セコンドと共に、前回とは違ったよく分からないコスプレで入場。若干はずしてる感はありますが、どんな寒いギャグも10回やれば芸になるって言いいますし、楽しませようという姿勢は評価します。
1R開始早々徹選手がパンチでダウンを取る(バランスを崩した程度でダメージは全くなさそう)。その後、スタンド中心の展開が続く。手数は亘理選手の方が多いか。両者積極的に攻めるも決定打無く終了。判定はドロー(徹選手の1−0)。抽選で徹選手決勝進出。
第4試合:
○水垣偉弥(1RKO)松本輝之×
開始直後、水垣選手の踏み込んでの右が思い切りヒットしてワンパンチKO。試合タイムは13秒。お見事。
第5試合:
○下川雄生(2R判定)正城ユウキ×
1R、組んだ状態からのヒザで攻める正城選手。下川選手はソリ投げ、外掛けでテイクダウン。2Rも下川選手が外掛けでテイクダウン。下になっても十字を狙う。判定で下川選手勝利。
第6試合:
○不死身夜天慶(2R判定)西岡 裕×
1R、不死身夜選手はボディを交えた思い切りの良いコンビネーションで攻める。西岡選手も、左ジャブ、ローを中心に手数は非常に多い。西岡選手、途中からタックル中心に切り替えるもなかなか決まらず。終盤テイクダウンに成功したところで1R終了。動きがあって非常に良い試合。
2R、不死身夜選手疲れたか、手数が減る。一度いいパンチを当てるがダウンには至らず。西岡選手は決定打はないもののジャブ、タックルで攻め続ける。凄いスタミナ。両者決定打なく終了。
判定は、当然西岡選手だと思っていたのですが、なんと不死身夜選手。積極性では西岡選手だと思うのですが、不死身夜選手の方がダメージを与えたと判断されたのかな?謎だ・・。西岡選手は、うずくまってしばらく起き上がれず。レベルは非常に高いと思うので腐らずに次も頑張って欲しいです。
ここで休憩。
12/17は、既報である遠藤vs天突の他に、廣田vs光陰、BJvs井口も決定。この3試合は非常に楽しみ。
また2/17代々木第2大会で川尻vsハンセンのタイトルマッチも決定。リングで調印式を行いました。
第7試合:
○リオン武(3R判定)田村彰敏×
1R、リオン選手が右のパンチでダウンを奪う。ダメージは無さそう。田村選手は首相撲からのヒザで攻める。リオン選手、パンチで応戦するも明らかに分が悪い。このへんは風田戦と全く同じ。首相撲対策は改善されてませんでした。ラウンド途中で田村選手の右目上部がはれてドクターチェック有り。何が当たったのか全く分かりませんでした。
2、3Rもスタンドの展開が続く。パンチでは若干リオン選手が有利か。組んでからは田村選手がヒザで攻める。途中、田村選手の左目上部から出血でドクターチェック。これも何が当たったか分かりませんでした。
判定は2−0でリオン選手勝利(30-28、29-28、29-29)。ドローもしくは田村選手の勝利でも良いかなと思ったのですが。
この試合、若林レフェリーが、田村選手が首相撲からヒザで攻めているときに、ブレイクを命じることが何回かありました。個人的には、膠着してるようには見えなかったので、そういう意味でもちょっと田村選手には可哀想な結果になりました。
第8試合:
△大沢ケンジ(3R判定)ダニエル・リマ△
リマ選手、オープンハンド気味の超大振りフックを見せつつ、組み付いて押していく。しかしテイクダウン等を狙う様子は見せない。大沢選手は、組んだ状態からヒザをボディ中心に当てていく。結局3Rまでこのような展開が続いて終了。判定はドロー(大沢1−0)。問題なく大沢選手勝利だと思ったのですが・・。大沢選手、判定が原因で修斗から気持ちが離れなきゃいいんですけど。
第9試合:
○日沖 発(1R腕十字)トム・ニーニマキ×
序盤、日沖選手がロー、ハイ、前蹴り等で牽制する。ニーニマキ選手が前に出たところで日沖選手がテイクダウン。日沖選手、猪木アリ状態から、もつれたところで、すばやくバックに回りこんでそのまま十字に入る!ニーニマキ選手、しばらく粘っていましたが、完全に伸びたところでレフェリーストップ!沸く客席。ニーニマキ選手今回は見せ場無し。
日沖選手、いい勝ち方しました。なんかオーラ出てきたかも。
対カルバーリョ、対石川真、対リオン等見たい試合は沢山あります。アライブの興行の都合上、毎回首都圏というわけにはいかないでしょうが(実際次戦は名古屋)、是非また見てみたいです。
第10試合:
○青木真也(1Rレフェリーストップ)弘中邦佳×
両者気合のリング入場。青木選手、弘中選手と比べると体格見劣りする。
1R、弘中選手が上を取る。中腰でパウンドを狙っているところに、青木選手は下から顔面へ蹴り!何発かきれいに入る。距離が縮まったところで青木選手すかさず三角!。弘中選手、完全に持ち上げて、一旦、楽になったと思ったのですが、青木選手は三角に捕らえたままパンチの連打!再び三角のままグラウンドに戻る。青木選手、さらに殴り続ける。三角もかなり深く入ってる様子。青木選手、三角のまま上下を入れ替えて三角マウント。上からパンチの連打!弘中選手の出血が凄い。ここでレフェリーがドクターチェックを要請→続行不可能。仮に出血がなくても、逆転する目は無さそうだったのでストップは妥当だと思います。
試合後のインタビューで青木選手は、「もう菊池選手とやってもいいですよね!」と菊池戦をアピール。個人的にはまだそれほど見たいとは思わないのですが、シールズはもう戻ってきそうにないし、他に相手いないのでそれもしょうがないかも。軽いクラスの充実ぶりとは反対にミドル以上はつらいですね。
総括:
個人的には判定に?な部分もありましたが、最後2試合盛り上がって良い大会だったと思います。これでスター選手が出てくれば完璧。今日出場していた中では、日沖選手に一番可能性を感じました。今後のさらなる成長に期待。
12月の大会からは、今年のプロ昇格組の試合が組まれ始めます。今年の昇格組みは例年以上にレベルが高いとの評判なので、来年の新人王争いはより面白いものになるでしょう(個人的には、ハイキックをジャブ代わりに使うと紹介されていた扇久保選手に期待)。何日か前のスポーツ新聞に、ボクシングの東日本の新人王優勝者が写真入りで掲載されていましたが、早く修斗もそのレベルまで行ってもらいたいものです。
最後に気になったことを。一つは開始時間。全く個人的な希望なのですが、休日の興行は開始時間をもうちょっと早くしてもらいたい。15:00とか16:00とか。そうすれば試合後普通に夕食が取れるし、地方からの観戦も可能になるでしょうし。
もうひとつは、ダウン制度の是非の検討(昔、修斗ニュースの中でも「検討する」とありま…
僕は普段後楽園で修斗を観る場合は、東か西の一番後ろの席を取るのですが、今回は購入が遅れた為、南のリングサイド最前列に。カメラマンが邪魔であまり良い席とはいえませんでした。
第1試合:
○粕谷さかえ(2R判定)ウィッキー聡生×
1R、粕谷選手がバックからの十字を2回みせる(1回キャッチ)。2R、ウィッキー選手が打撃で盛り返す。粕谷選手のタックルにあわせて物凄いヒザが当たるが、粕谷選手そのままタックルでこらえる。
判定で粕谷選手勝利。キャッチが効いたか。ウィッキー選手、負けましたが思い切りの良い打撃は魅力。また見たいです。
第2試合:
○中村K太郎(1Rチョークスリーパー)新岡勝明×
K太郎選手、豪快な投げからバックについてスリーパーで完勝。まだまだ底を見せてません。
第3試合:
△徹肌い郎(2R判定)亘理崇麿△
徹選手、セコンドと共に、前回とは違ったよく分からないコスプレで入場。若干はずしてる感はありますが、どんな寒いギャグも10回やれば芸になるって言いいますし、楽しませようという姿勢は評価します。
1R開始早々徹選手がパンチでダウンを取る(バランスを崩した程度でダメージは全くなさそう)。その後、スタンド中心の展開が続く。手数は亘理選手の方が多いか。両者積極的に攻めるも決定打無く終了。判定はドロー(徹選手の1−0)。抽選で徹選手決勝進出。
第4試合:
○水垣偉弥(1RKO)松本輝之×
開始直後、水垣選手の踏み込んでの右が思い切りヒットしてワンパンチKO。試合タイムは13秒。お見事。
第5試合:
○下川雄生(2R判定)正城ユウキ×
1R、組んだ状態からのヒザで攻める正城選手。下川選手はソリ投げ、外掛けでテイクダウン。2Rも下川選手が外掛けでテイクダウン。下になっても十字を狙う。判定で下川選手勝利。
第6試合:
○不死身夜天慶(2R判定)西岡 裕×
1R、不死身夜選手はボディを交えた思い切りの良いコンビネーションで攻める。西岡選手も、左ジャブ、ローを中心に手数は非常に多い。西岡選手、途中からタックル中心に切り替えるもなかなか決まらず。終盤テイクダウンに成功したところで1R終了。動きがあって非常に良い試合。
2R、不死身夜選手疲れたか、手数が減る。一度いいパンチを当てるがダウンには至らず。西岡選手は決定打はないもののジャブ、タックルで攻め続ける。凄いスタミナ。両者決定打なく終了。
判定は、当然西岡選手だと思っていたのですが、なんと不死身夜選手。積極性では西岡選手だと思うのですが、不死身夜選手の方がダメージを与えたと判断されたのかな?謎だ・・。西岡選手は、うずくまってしばらく起き上がれず。レベルは非常に高いと思うので腐らずに次も頑張って欲しいです。
ここで休憩。
12/17は、既報である遠藤vs天突の他に、廣田vs光陰、BJvs井口も決定。この3試合は非常に楽しみ。
また2/17代々木第2大会で川尻vsハンセンのタイトルマッチも決定。リングで調印式を行いました。
第7試合:
○リオン武(3R判定)田村彰敏×
1R、リオン選手が右のパンチでダウンを奪う。ダメージは無さそう。田村選手は首相撲からのヒザで攻める。リオン選手、パンチで応戦するも明らかに分が悪い。このへんは風田戦と全く同じ。首相撲対策は改善されてませんでした。ラウンド途中で田村選手の右目上部がはれてドクターチェック有り。何が当たったのか全く分かりませんでした。
2、3Rもスタンドの展開が続く。パンチでは若干リオン選手が有利か。組んでからは田村選手がヒザで攻める。途中、田村選手の左目上部から出血でドクターチェック。これも何が当たったか分かりませんでした。
判定は2−0でリオン選手勝利(30-28、29-28、29-29)。ドローもしくは田村選手の勝利でも良いかなと思ったのですが。
この試合、若林レフェリーが、田村選手が首相撲からヒザで攻めているときに、ブレイクを命じることが何回かありました。個人的には、膠着してるようには見えなかったので、そういう意味でもちょっと田村選手には可哀想な結果になりました。
第8試合:
△大沢ケンジ(3R判定)ダニエル・リマ△
リマ選手、オープンハンド気味の超大振りフックを見せつつ、組み付いて押していく。しかしテイクダウン等を狙う様子は見せない。大沢選手は、組んだ状態からヒザをボディ中心に当てていく。結局3Rまでこのような展開が続いて終了。判定はドロー(大沢1−0)。問題なく大沢選手勝利だと思ったのですが・・。大沢選手、判定が原因で修斗から気持ちが離れなきゃいいんですけど。
第9試合:
○日沖 発(1R腕十字)トム・ニーニマキ×
序盤、日沖選手がロー、ハイ、前蹴り等で牽制する。ニーニマキ選手が前に出たところで日沖選手がテイクダウン。日沖選手、猪木アリ状態から、もつれたところで、すばやくバックに回りこんでそのまま十字に入る!ニーニマキ選手、しばらく粘っていましたが、完全に伸びたところでレフェリーストップ!沸く客席。ニーニマキ選手今回は見せ場無し。
日沖選手、いい勝ち方しました。なんかオーラ出てきたかも。
対カルバーリョ、対石川真、対リオン等見たい試合は沢山あります。アライブの興行の都合上、毎回首都圏というわけにはいかないでしょうが(実際次戦は名古屋)、是非また見てみたいです。
第10試合:
○青木真也(1Rレフェリーストップ)弘中邦佳×
両者気合のリング入場。青木選手、弘中選手と比べると体格見劣りする。
1R、弘中選手が上を取る。中腰でパウンドを狙っているところに、青木選手は下から顔面へ蹴り!何発かきれいに入る。距離が縮まったところで青木選手すかさず三角!。弘中選手、完全に持ち上げて、一旦、楽になったと思ったのですが、青木選手は三角に捕らえたままパンチの連打!再び三角のままグラウンドに戻る。青木選手、さらに殴り続ける。三角もかなり深く入ってる様子。青木選手、三角のまま上下を入れ替えて三角マウント。上からパンチの連打!弘中選手の出血が凄い。ここでレフェリーがドクターチェックを要請→続行不可能。仮に出血がなくても、逆転する目は無さそうだったのでストップは妥当だと思います。
試合後のインタビューで青木選手は、「もう菊池選手とやってもいいですよね!」と菊池戦をアピール。個人的にはまだそれほど見たいとは思わないのですが、シールズはもう戻ってきそうにないし、他に相手いないのでそれもしょうがないかも。軽いクラスの充実ぶりとは反対にミドル以上はつらいですね。
総括:
個人的には判定に?な部分もありましたが、最後2試合盛り上がって良い大会だったと思います。これでスター選手が出てくれば完璧。今日出場していた中では、日沖選手に一番可能性を感じました。今後のさらなる成長に期待。
12月の大会からは、今年のプロ昇格組の試合が組まれ始めます。今年の昇格組みは例年以上にレベルが高いとの評判なので、来年の新人王争いはより面白いものになるでしょう(個人的には、ハイキックをジャブ代わりに使うと紹介されていた扇久保選手に期待)。何日か前のスポーツ新聞に、ボクシングの東日本の新人王優勝者が写真入りで掲載されていましたが、早く修斗もそのレベルまで行ってもらいたいものです。
最後に気になったことを。一つは開始時間。全く個人的な希望なのですが、休日の興行は開始時間をもうちょっと早くしてもらいたい。15:00とか16:00とか。そうすれば試合後普通に夕食が取れるし、地方からの観戦も可能になるでしょうし。
もうひとつは、ダウン制度の是非の検討(昔、修斗ニュースの中でも「検討する」とありま…
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