12/2DEEP@後楽園ホール
2005年12月2日 格闘技観戦ちょっと遅れて到着、2試合目が終わるところでした。会場は9割くらいの入り。
第3試合:
○藤沼 弘秀(2RKO)関 直喜×
1R、激しく打ち合う両者、藤沼選手、右のパンチで関選手ふらつかせ、その後もパンチで優位に試合を進める。
2R、関選手ヒザで対抗するも最後は藤沼選手の左?のフックが当たって崩れ落ち、レフェリーストップ。
第4試合:
○今成 正和(2Rアンクルホールド)マイク・ブラウン×
1R、スタンドの打撃にそれほど差はない、近づくと今成選手が下になる。今成選手、何度か下から仕掛けるも、形になるまでは至らず。
2Rも似たような展開が続く。正直、「このままの展開でブラウン勝っちゃうかな」と思った瞬間、今成選手が、今日初めての、仰向けに飛び込んでからの足関を見せる。これがバッチリはまってブラウンタップ。
今成選手、狙い通りの会心の試合だったのではないでしょうか。
第5試合:
○前田 吉朗(1RKO)ムアンファーレック・ギャットヴィチアン×
前田選手、「最初は打ち合うのかな」と思っていたのですが、ゴングと同時に速攻タックル(笑)。ムアンファーレック選手、結構粘るも、最後は前田選手がサイドからパウンド→立ち上がって顔面キックでKO。
第6試合:
○山崎 剛(2R腕十字)松下 剛士×
1R、蹴りで山崎選手、パンチの威力で松下選手という感じ。
2R、山崎選手がサイドを取ってアームロックから腕十字。
結構接戦だったと思います。
第7試合:
○佐々木 有生(1RTKO)タカ・クノウ×
佐々木選手、右ストレートをヒットさせるとタカ選手は後ずさり。佐々木選手が追撃して再度右をヒット。タカ選手がヒザをついたところでレフェリーストップ。
期待のタカ・クノウ選手でしたが、スタンド打撃に若干対応できてない感じでした。ラウンド途中から佐々木選手に余裕みたいなものが感じられました(実際どう思ってたかわかりませんが)。
第8試合:
1R、中村選手が上になるも長谷川選手が足関を利用して立ち上がる。その後中村選手がそり投げに失敗、長谷川選手がバックをキープ。終盤長谷川選手がバックから十字(HERO’Sで元気選手がみせたようなかんじ)を仕掛け、中村選手がしのいだところでラウンド終了。
2R、長谷川選手がバックについてコツコツ殴る時間が長い。最後に中村選手が足関節を仕掛けたところでラウンド終了。
判定は長谷川選手。中村選手、負けましたが積極性が目立ちました。また見たいです。
第9試合:
△滑川 康仁(2R判定)リー・ジョンホ△
1R、リー選手がいいパウンドを見せる。
2R、滑川選手が若干押し気味で試合終了。
第10試合:
○帯谷 信弘(3R判定)ミルトン・ヴィエイラ×
身長差かなりあります。
1R、ヴィエイラ選手が首を抱えて引き込み、そのままギロチンへ。帯谷選手、ギロチンから抜けた瞬間にマウント!しかしヴィエイラ選手もガードに戻してから見事なスイープ!ヴィエイラ選手がパウンドで振りかぶった隙に帯谷選手うまく立ち上がる。その後はスタンドの展開。帯谷選手の、踏み込んでからの左フックが目立つ。
2R、開始直後、ヴィエイラ選手の飛びヒザがヒット。そのまま帯谷選手のバックについてスリーパー狙い。かなり深く入る。帯谷選手、何とかスリーパーは逃れるもマウントを許す。帯谷選手がマウントを嫌って反転したところをヴィエイラ選手、今度は十字を仕掛ける。帯谷選手、腕を引き抜いて立ち上がる。終盤、帯谷選手が十字を仕掛け、ヴィエイラ選手がしのいだところでラウンド終了。ヴィエイラ選手のラウンドでしょう。
3R、ヴィエイラ選手、ポイントを大きく失わない限り負けないと思ったのか単に疲れたのか、結構簡単に下になり始める。帯谷選手がパウンド、猪木アリからのキックで攻めて試合終了。
判定は3−0で帯谷選手。個人的にはドローでも良いと思いましたが、まあしょうがないですね。
試合後のインタビューで帯谷選手は泣きながら2月のタイトルマッチをアピール。チャンピオンて誰だっけ?と思いましたが受太郎選手のようです。確かに受太郎選手との試合も見たいですが、今日会場にも来ていた(と思う)川尻選手との元新人王対決を見たいと思ったのは僕だけじゃないでしょう。川尻選手、帯谷選手共に2月のタイトルマッチに勝って、その後武士道でやってくれれば最高です。
第11試合:
○今成 正和(3Rアンクルホールド)前田 吉朗×
1R、蹴りの交錯から今成選手が下になり、すぐさま足関を仕掛ける。前田選手はサイドからパウンド、ヒザ等を見せる。今成選手、前田選手が不用意にパウンドに来たところを腕を捕らえて十字を狙う。スタンドに戻って今成選手がミドルやジャンピングハイを見せる。
2R、今成選手が十字、足関、前田選手がパウンドを見せるも両者の仕掛けはそれほど多くない。
3R、今成選手例の仰向けの飛び込みで下から仕掛けるも、前田選手がかわして逆に三角の体勢に。かなり深く入ってこのまま極まるかと思ったところ、今成選手脱出、そしてすぐさま足関に!前田選手少し耐えるもタップ!
今成選手お見事。彼独自のスタイルを完成させつつあるように思えます。従来の仰向けスライディングからの足関に加え、スタンドでもポイントを失わないための(もちろん倒す意思もあるでしょうが)思い切りの良いフック、バックブロー、ミドルキック、ジャンピングハイ。打撃をかわされて下になっても下からの関節、キックと、どの局面でも一方的に不利な状況にはならなくなっています。
今の今成選手を攻略できる選手は、そういないのではないでしょうか。個人的にはノゲイラ選手との極めあいを見てみたいですが、どのリングでやるのかを考えると実現は難しいかもしれませんね。
前田選手は、今日の試合、倒したいというよりも、「楽しい試合がしたい、今成選手といい関係になりたい」みたいな気持ちが感じられたのが残念でした(もちろん本当にそうだったかは分かりませんが)。
総括:
非常に面白かったです。昔のエンタメ路線のDEEPらしさはなくなりましたが、今の修斗チックというか武士道査定試合路線が続くようであれば今後も観に行きたいです。
第3試合:
○藤沼 弘秀(2RKO)関 直喜×
1R、激しく打ち合う両者、藤沼選手、右のパンチで関選手ふらつかせ、その後もパンチで優位に試合を進める。
2R、関選手ヒザで対抗するも最後は藤沼選手の左?のフックが当たって崩れ落ち、レフェリーストップ。
第4試合:
○今成 正和(2Rアンクルホールド)マイク・ブラウン×
1R、スタンドの打撃にそれほど差はない、近づくと今成選手が下になる。今成選手、何度か下から仕掛けるも、形になるまでは至らず。
2Rも似たような展開が続く。正直、「このままの展開でブラウン勝っちゃうかな」と思った瞬間、今成選手が、今日初めての、仰向けに飛び込んでからの足関を見せる。これがバッチリはまってブラウンタップ。
今成選手、狙い通りの会心の試合だったのではないでしょうか。
第5試合:
○前田 吉朗(1RKO)ムアンファーレック・ギャットヴィチアン×
前田選手、「最初は打ち合うのかな」と思っていたのですが、ゴングと同時に速攻タックル(笑)。ムアンファーレック選手、結構粘るも、最後は前田選手がサイドからパウンド→立ち上がって顔面キックでKO。
第6試合:
○山崎 剛(2R腕十字)松下 剛士×
1R、蹴りで山崎選手、パンチの威力で松下選手という感じ。
2R、山崎選手がサイドを取ってアームロックから腕十字。
結構接戦だったと思います。
第7試合:
○佐々木 有生(1RTKO)タカ・クノウ×
佐々木選手、右ストレートをヒットさせるとタカ選手は後ずさり。佐々木選手が追撃して再度右をヒット。タカ選手がヒザをついたところでレフェリーストップ。
期待のタカ・クノウ選手でしたが、スタンド打撃に若干対応できてない感じでした。ラウンド途中から佐々木選手に余裕みたいなものが感じられました(実際どう思ってたかわかりませんが)。
第8試合:
1R、中村選手が上になるも長谷川選手が足関を利用して立ち上がる。その後中村選手がそり投げに失敗、長谷川選手がバックをキープ。終盤長谷川選手がバックから十字(HERO’Sで元気選手がみせたようなかんじ)を仕掛け、中村選手がしのいだところでラウンド終了。
2R、長谷川選手がバックについてコツコツ殴る時間が長い。最後に中村選手が足関節を仕掛けたところでラウンド終了。
判定は長谷川選手。中村選手、負けましたが積極性が目立ちました。また見たいです。
第9試合:
△滑川 康仁(2R判定)リー・ジョンホ△
1R、リー選手がいいパウンドを見せる。
2R、滑川選手が若干押し気味で試合終了。
第10試合:
○帯谷 信弘(3R判定)ミルトン・ヴィエイラ×
身長差かなりあります。
1R、ヴィエイラ選手が首を抱えて引き込み、そのままギロチンへ。帯谷選手、ギロチンから抜けた瞬間にマウント!しかしヴィエイラ選手もガードに戻してから見事なスイープ!ヴィエイラ選手がパウンドで振りかぶった隙に帯谷選手うまく立ち上がる。その後はスタンドの展開。帯谷選手の、踏み込んでからの左フックが目立つ。
2R、開始直後、ヴィエイラ選手の飛びヒザがヒット。そのまま帯谷選手のバックについてスリーパー狙い。かなり深く入る。帯谷選手、何とかスリーパーは逃れるもマウントを許す。帯谷選手がマウントを嫌って反転したところをヴィエイラ選手、今度は十字を仕掛ける。帯谷選手、腕を引き抜いて立ち上がる。終盤、帯谷選手が十字を仕掛け、ヴィエイラ選手がしのいだところでラウンド終了。ヴィエイラ選手のラウンドでしょう。
3R、ヴィエイラ選手、ポイントを大きく失わない限り負けないと思ったのか単に疲れたのか、結構簡単に下になり始める。帯谷選手がパウンド、猪木アリからのキックで攻めて試合終了。
判定は3−0で帯谷選手。個人的にはドローでも良いと思いましたが、まあしょうがないですね。
試合後のインタビューで帯谷選手は泣きながら2月のタイトルマッチをアピール。チャンピオンて誰だっけ?と思いましたが受太郎選手のようです。確かに受太郎選手との試合も見たいですが、今日会場にも来ていた(と思う)川尻選手との元新人王対決を見たいと思ったのは僕だけじゃないでしょう。川尻選手、帯谷選手共に2月のタイトルマッチに勝って、その後武士道でやってくれれば最高です。
第11試合:
○今成 正和(3Rアンクルホールド)前田 吉朗×
1R、蹴りの交錯から今成選手が下になり、すぐさま足関を仕掛ける。前田選手はサイドからパウンド、ヒザ等を見せる。今成選手、前田選手が不用意にパウンドに来たところを腕を捕らえて十字を狙う。スタンドに戻って今成選手がミドルやジャンピングハイを見せる。
2R、今成選手が十字、足関、前田選手がパウンドを見せるも両者の仕掛けはそれほど多くない。
3R、今成選手例の仰向けの飛び込みで下から仕掛けるも、前田選手がかわして逆に三角の体勢に。かなり深く入ってこのまま極まるかと思ったところ、今成選手脱出、そしてすぐさま足関に!前田選手少し耐えるもタップ!
今成選手お見事。彼独自のスタイルを完成させつつあるように思えます。従来の仰向けスライディングからの足関に加え、スタンドでもポイントを失わないための(もちろん倒す意思もあるでしょうが)思い切りの良いフック、バックブロー、ミドルキック、ジャンピングハイ。打撃をかわされて下になっても下からの関節、キックと、どの局面でも一方的に不利な状況にはならなくなっています。
今の今成選手を攻略できる選手は、そういないのではないでしょうか。個人的にはノゲイラ選手との極めあいを見てみたいですが、どのリングでやるのかを考えると実現は難しいかもしれませんね。
前田選手は、今日の試合、倒したいというよりも、「楽しい試合がしたい、今成選手といい関係になりたい」みたいな気持ちが感じられたのが残念でした(もちろん本当にそうだったかは分かりませんが)。
総括:
非常に面白かったです。昔のエンタメ路線のDEEPらしさはなくなりましたが、今の修斗チックというか武士道査定試合路線が続くようであれば今後も観に行きたいです。
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