客席は南側がガラガラ。でも最終的には6〜7割入ったと思います。リングアナは北森さん。声量ある。コールだけだったら北森さんの方が断然僕は好きです。

第1試合:
○水垣偉弥(1R TKO)亘理崇麿●
水垣選手、コーナーに押し込んで、足を掛けてテイクダウン。そのままパウンドでレフェリーストップ勝利。

第2試合:
○阿部裕幸(1R腕十字)ディビッド・パディーラ●
阿部選手、マウントから十字を狙う。一度は、はずされて下になるも、下から再度十字で一本。

阿部選手お見事。直前オファー承諾も賞賛したい。パディーラ選手は、パウンドの威力はありそうでしたが、あとはダメそうな感じでした。

第3試合:
○不死身夜天慶(1RKO)田村彰敏●
今日一番楽しみだった試合。

序盤、若干守勢だった不死身夜選手ですが、右のパンチをキレイにヒットさせてKO勝利。

田村選手、立ち上がるもファイティングポーズを取れず。何が起こったか全く把握できてないような表情でした。

不死身夜選手、打撃の防御に不安を感じましたが、それを吹き飛ばすような完璧なパンチ。最近の修斗では間違いなく最高のKOシーンを見せてもらいました。

不死身夜選手を見ると思い出すのが、新人王決定戦で不死身夜選手に判定で敗れた西岡選手。僕的判定では勝利していた彼。早くクラスAの選手やるところを見てみたいです。

第4試合:
○廣田瑞人(3R判定)風田 陣●
1R、廣田選手得意のサバ折りで風田選手の体勢を崩すも、ロープに邪魔されテイクダウンできず。風田選手は強烈な右ローで攻めるが、廣田選手の右のパンチでダウンしてしまう。ダメージはそれほど無さそう。終盤、廣田選手がグラウンドでスピニングチョークを狙ったところで1R終了。

2R、廣田選手、右ローをかなりもらうが、またも右のパンチでダウンを奪う。さらにサバ折りでテイクダウンを奪うも決定打は与えられず。

3R、風田が右ロー、左ミドルで攻める。廣田選手かなり効いてる様子。警戒してか、打撃のときも十分踏み込めていないように見える。廣田選手、サバ折りからテイクダウンするも強いパウンドは打てず。スタンドに戻る。風田選手の怒濤の反撃。右ロー、ヒザで前に出まくる。廣田選手、疲れたか。かなり劣勢になるも、何とかしのいで試合終了。

廣田選手、ローをかなり効かされましたが、2度のダウンとテイクダウンで大差の判定勝利。

廣田選手の試合を見る度に、その引き出しの多さに驚かされます。光陰戦ではサバ折りテイクダウン、シェウマン戦では腰の強さとパウンドの強さ。そして今日は首相撲の強さ。バテ気味だった3Rは、組んでからのヒザをかなりもらいましたが、1Rは、あの風田選手相手に首相撲で完全に組み勝ってました。

風田選手、最後まであきらめない精神力とスタミナに脱帽。また試合見たいです。

第5試合:
○川口健次(1RTKO)ディヴィダス・ペトラウスカス●
開始早々バックマウントを奪い、そのままパウンドでレフェリーストップ。

川口選手、てっきり引退してたと思ってたのですが、まだ現役だったんですね。とても39歳には見えない体でした。

第6試合(エキシビションマッチ):
桜井“マッハ”速人vs佐藤ルミナ
エキシビションには興味なし。相変わらずバテバテのルミナ選手に不安を感じました。

第7試合:
○マモル(1RTKO)井口 攝●
1R中盤、マモル選手のスタンドでのヒザ連打で井口選手の額から出血。一度は再開したものの、再び出血してレフェリーストップ。好勝負になる予感があっただけに、もっと長く見たかったです。井口選手、「しばらく休んで、またやるか、それとも辞めるか」みたいなことを言ってましたが、漆谷選手との再戦を修斗のリングで見たいのでそれまではやって欲しい。

第8試合:
○リオン武(1RTKO)アントニオ・カルバーリョ●
序盤に左ハイをヒットさせたカルバーリョ選手でしたが、打撃で追撃せず、引き込んでしまう。その後はリオン選手のパウンドを浴び続けてレフェリーストップ。

勝利に涙するリオン選手。勝ったにしろ負けたにしろ、試合後泣けるくらい気持ちの入った試合を見るのはいいものです。

総括:
カード編成のゴタゴタでどうなることかと思いましたが、面白かったです。ほとんどが1R決着。一進一退の攻防は少なかったので、やや物足りない感はありましたが、少なくとも退屈することはありませんでした。

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