第1試合:
△浅野倫久(2R判定)ジョン・ロバート△
スタンドのパンチで勝負したそうな浅野選手と、どちらかというとグラウンドで勝負したそうなロバート選手。1Rは、ロバート選手が上になる時間が長い。2Rに入ると浅野選手がスタンドでプレッシャーをかけ始め、ロバート選手は苦し紛れのタックルに行く場面が多くなるが、浅野選手も決定打を与えられず試合終了。

第2試合:
○星野勇二(1Rフロントチョーク)安永雄太×
パンチの応酬で安永選手が腰を落として後ろに下がったところを、星野選手が素早く詰めてフロントチョーク。

第3試合:
○美木 航(2R判定)金原泰義×
1Rに左ストレートとヒザで優位にたち、上を取る時間も長かった美木選手、2−0で判定勝利。

第4試合:
△渋谷修身(2R判定)村山暁洋△
1R、序盤から激しい打撃戦。両者ともガードが低く、かつ連打するのでかなり顔面を捉える。若干村山選手有利か。渋谷選手、中盤で蹴り足をとってテイクダウンしたあたりから落ち着き始め、ラウンド後半のスタンドも余裕が感じられる。

2R、渋谷選手左ローやテイクダウンして有利にたつも攻めきれず。判定は1−0渋谷選手でドロー。

第5試合:
○天突頑丈(3R判定)エマニュエル・フェルナンデス×
1R、フェルナンデス選手が天突選手を持ち上げテイクダウン。天突選手すぐ立ち上がるもフェルナンデス選手がバックについておんぶ状態に。天突選手、なんとか振り落としてインサイドガードへ。そこからは天突選手の時間。ひたすらパウンドを落としまくる。ストップされてもしょうがないような状態でしたがフェルナンデス選手粘ってラウンド終了。

2R、フェルナンデス選手がときおり大振りの右フックとタックルを狙うくらいで動き少ない。

3R、フェルナンデス選手がタックルにきたところを天突選手
ガッチリ受け止めて脇を差してそのままテイクダウン。天突選手がパウンドで攻める時間が長い。スタンドに戻ったところで試合終了。

天突選手、上になったときの強さが目立ちましたが、逆に言うとそれ以外は今ひとつ。中途半端なタックラー相手には強そうですが、タックルを切れる打撃系の選手相手には苦戦しそうと思わせる内容でした。修斗では廣田選手との試合がみてみたい。

第6試合:
○鹿又智成(3R判定)福本よう一×
激しい攻防が見られた良い試合でした。

1R、福本選手が飛びヒザにきたところをつかんでテイクダウン。バックを奪うも福本選手が体を反転させて上に。鹿又選手、スイープ。またバックマウントを奪い、そこから何度か十字狙い。福本選手しのいで、また反転して上になったところでラウンド終了。

2R、1Rと似たような展開。鹿又選手はマウント、バックマウントを奪うものの、ことごとく福本選手に返される。福本選手は上からこつこつパンチを当てる。

3R、鹿又選手、グラウンドでバックは取るものの、そのたびに福本選手に反転されて下に。ただし、下になっても大きな攻撃はもらわず。

判定は2−0で鹿又選手の勝利。グラウンドでポジションを取る力は相変わらず凄いのですが、今日は(今日も?)キープできず。ただ、魅力ある選手であることは変わりないので、早く修斗での試合も見たいところ。

福本選手は、意外にもスタンド打撃で後手に回ったのが印象を悪くした感じでした。

第7試合:
○岡見勇信(1RTKO)竹内 出×
このクラス屈指の実力者対決。序盤スタンドで探りあい。岡見選手は左ストレート等で前に出て金網に押し込むがそこからの展開なくブレイク。緊張感が感じられる。ラウンド中盤、岡見選手のいきなりの左ハイが竹内選手のアゴを捉える!崩れる竹内選手。岡見選手そのまま追ってマウントを取りパウンド連打したところでレフェリーストップ。

コメント