9/8 修斗@後楽園ホール
2006年9月9日 格闘技観戦地味なカードが揃ったこの大会。試合開始時の客の入りは3割ほどで、かなり心配しましたが、最終的には7割くらいは入りました。
ラスト2試合が盛り上がらず、興行全体としての満足度はそれほど高くなかったですが、個々の試合は面白いものが多かったです。
一番印象に残ったのは第3試合。勝った佐々木選手も、負けたアローイ選手も今後活躍が期待できそう。わずかな時間しか見ていないので、ひょっとしたら両選手とも穴とかあるのかもしれませんが、少なくとも可能性は感じました。
第1試合:
○武田光博(2Rアームロック)古川“ジュウザ”誠史×
サイドからのアームロック(キムラ)で武田選手勝利。
第2試合:
○松本輝之(2R判定)Atsushi13号×
1R、基本的にスタンドの展開。松本選手は打撃のみ。Atsushi選手は打撃+タックル。ラウンド中盤、松本選手の左フックがAtsushi選手のアゴを捕らえてダウンを奪う。
2R、やはりスタンドの展開。両者一歩も引かない打ち合いで試合終了。
判定はダウンを奪った松本選手。手数が多ければもっと盛り上がったかもしれませんが、二人とも打撃がするどく面白い試合でした。
第3試合:
○佐々木信治(1R三角絞め)アローイ石橋×
佐々木選手の左フックとアローイ選手の後ろ回し蹴りが交錯。もつれてグラウンドへ。佐々木選手が上を取り、サイドも奪うが、アローイ選手すかさずリバーサル。今度はアローイ選手がサイドにつく。佐々木選手、ガードに戻して電光石化の三角。ガッチリ入ってアローイ選手タップ。
グラウンドに移ってから試合が決まるまで、短い間でしたが両者動きまくり。見ていて本当に面白い試合でした。
第4試合 バンタム級 5分2R
○正城ユウキ(2R判定)岡田剛史×
正城選手がローを中心とした打撃で押して勝利。負けた岡田選手は、このクラスにしてはかなりの長身。打撃はやや変則。下からの極めには自信を持ってそうでしたが、今日は不発。試合途中、口が開いてスタミナも切れてそうなかんじでした。
第5試合 ライト級 5分2R
○孫 煌進(2R判定)村山英慈×
1R、孫選手が3度のダウンを奪う(左フック、左フック→ハイキック、左フック)。
2R、村山選手グラウンドでは上を取り、スタンドでも優勢だったが、1Rの劣勢を挽回するまでには至らず。
孫選手の左フックの強さが目立った試合でした。
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休憩中、隣に座っていた最近会場でよく見る外国人に話しかけたら、Sherdogのスタッフでした。同サイトのFight Finderはかなり詳しいので、とりあえず褒めておく。彼曰く、日本の総合のイベントは、ZSTを除いて全てカバーしているとのこと。ZSTはプレスパスを発行してくれなかったらしいです。ちなみに、明後日のジョシュvsノゲイラの予想を聞いてみたところ、「タフファイトだが、個人的にはジョシュが勝つと思う」とのこと。よく考えたら、アメリカ人が、自国の人間が負けるというはずもなかったですね・・。
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第6試合:
○田村彰敏(1R腕十字)粕谷さかえ×
粕谷選手が、打撃を交えつつ絶妙なタックルで上を取る。田村選手下から十字。粕谷選手しばらく耐えるも完全に極まってレフェリーストップ。
田村選手、田中塾出身ということで打撃系のイメージがありますが(実際ヒザ蹴りとミドルはうまい)、僕の中では完全に極め系の選手。MARSでの三角、今回の十字、共に素晴らしいです。
第7試合:
○天突頑丈(1RTKO)八隅孝平×
組んで天突選手が倒そうとしたところを八隅選手がうまくひねって上を取る。天突選手なんとか立ち上がって、タックルから上を取りかえす。天突選手の左右のフック気味のパウンド連打が顔面を捉えてレフェリーストップ。天突選手のパウンド力恐るべし。廣田選手との試合は是非見てみたい。
第8試合:
○漆谷康宏(3R判定)高橋大児×
漆谷選手が、自分だけ打撃を当て続けて完勝。ただ、1Rに左ハイでダウンを取った後、もっと積極的に追い打ちをかけて欲しかった。カウンターが持ち味の選手とはいえ、見る側としては若干不満が残ります。
第9試合 バンタム級 5分3R
○BJ(2R裸絞め)下川雄生×
1R、下川選手が勢いよくタックルをしかけ、もつれてグラウンドへ。下川選手マウントからバックにつく。BJバックにつかれたまま立ち上がっておんぶの状態に。しばらくその状態が続き、下川選手がコツコツ殴る。ラウンド終了1分前、下川選手自ら降りる。BJ選手が上を取って殴ってラウンド終了。
2R、BJ選手組んでからの投げ。そのまま袈裟の状態へ。BJ選手上をキープし続けて最後はバックからのチョークで下川選手タップ。かなり力の差はあるかんじでした。
第10試合:
○山下志功(2R反則勝ち?)グラヴィダス・スマイリス×
1R開始早々、コーナー際で山下選手が何度もテイクダウンの体勢になるも、スマイリス選手がその度にロープをつかんで防ぐ。離れて打撃の攻防。スマイリス選手優勢。山下選手引き込んでから見事にスイープするも、スマイリス選手立ち上がる。スマイリス選手のパンチ連打で山下選手顔面から出血。一時中断。
2R、スマイリス選手が打撃で押す。山下選手は何とか倒そうとするが、またもロープをつかまれる。ここでスマイリス選手に減点1。その直後、スマイリス選手がまたロープを掴み減点2。さらにその後ロープを掴んだところで鈴木レフェリーが試合をストップ。山下選手の勝利。
第11試合:
○マモル(1RTKO)エリカス・ススロヴァス×
ミドルをきかせてパンチを連打したところでレフェリーストップ。正直、ススロヴァス選手は、かなりレベルの低い選手のように見えました。このクラスのマッチメイクの難しさが伺えます。
ラスト2試合が盛り上がらず、興行全体としての満足度はそれほど高くなかったですが、個々の試合は面白いものが多かったです。
一番印象に残ったのは第3試合。勝った佐々木選手も、負けたアローイ選手も今後活躍が期待できそう。わずかな時間しか見ていないので、ひょっとしたら両選手とも穴とかあるのかもしれませんが、少なくとも可能性は感じました。
第1試合:
○武田光博(2Rアームロック)古川“ジュウザ”誠史×
サイドからのアームロック(キムラ)で武田選手勝利。
第2試合:
○松本輝之(2R判定)Atsushi13号×
1R、基本的にスタンドの展開。松本選手は打撃のみ。Atsushi選手は打撃+タックル。ラウンド中盤、松本選手の左フックがAtsushi選手のアゴを捕らえてダウンを奪う。
2R、やはりスタンドの展開。両者一歩も引かない打ち合いで試合終了。
判定はダウンを奪った松本選手。手数が多ければもっと盛り上がったかもしれませんが、二人とも打撃がするどく面白い試合でした。
第3試合:
○佐々木信治(1R三角絞め)アローイ石橋×
佐々木選手の左フックとアローイ選手の後ろ回し蹴りが交錯。もつれてグラウンドへ。佐々木選手が上を取り、サイドも奪うが、アローイ選手すかさずリバーサル。今度はアローイ選手がサイドにつく。佐々木選手、ガードに戻して電光石化の三角。ガッチリ入ってアローイ選手タップ。
グラウンドに移ってから試合が決まるまで、短い間でしたが両者動きまくり。見ていて本当に面白い試合でした。
第4試合 バンタム級 5分2R
○正城ユウキ(2R判定)岡田剛史×
正城選手がローを中心とした打撃で押して勝利。負けた岡田選手は、このクラスにしてはかなりの長身。打撃はやや変則。下からの極めには自信を持ってそうでしたが、今日は不発。試合途中、口が開いてスタミナも切れてそうなかんじでした。
第5試合 ライト級 5分2R
○孫 煌進(2R判定)村山英慈×
1R、孫選手が3度のダウンを奪う(左フック、左フック→ハイキック、左フック)。
2R、村山選手グラウンドでは上を取り、スタンドでも優勢だったが、1Rの劣勢を挽回するまでには至らず。
孫選手の左フックの強さが目立った試合でした。
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休憩中、隣に座っていた最近会場でよく見る外国人に話しかけたら、Sherdogのスタッフでした。同サイトのFight Finderはかなり詳しいので、とりあえず褒めておく。彼曰く、日本の総合のイベントは、ZSTを除いて全てカバーしているとのこと。ZSTはプレスパスを発行してくれなかったらしいです。ちなみに、明後日のジョシュvsノゲイラの予想を聞いてみたところ、「タフファイトだが、個人的にはジョシュが勝つと思う」とのこと。よく考えたら、アメリカ人が、自国の人間が負けるというはずもなかったですね・・。
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第6試合:
○田村彰敏(1R腕十字)粕谷さかえ×
粕谷選手が、打撃を交えつつ絶妙なタックルで上を取る。田村選手下から十字。粕谷選手しばらく耐えるも完全に極まってレフェリーストップ。
田村選手、田中塾出身ということで打撃系のイメージがありますが(実際ヒザ蹴りとミドルはうまい)、僕の中では完全に極め系の選手。MARSでの三角、今回の十字、共に素晴らしいです。
第7試合:
○天突頑丈(1RTKO)八隅孝平×
組んで天突選手が倒そうとしたところを八隅選手がうまくひねって上を取る。天突選手なんとか立ち上がって、タックルから上を取りかえす。天突選手の左右のフック気味のパウンド連打が顔面を捉えてレフェリーストップ。天突選手のパウンド力恐るべし。廣田選手との試合は是非見てみたい。
第8試合:
○漆谷康宏(3R判定)高橋大児×
漆谷選手が、自分だけ打撃を当て続けて完勝。ただ、1Rに左ハイでダウンを取った後、もっと積極的に追い打ちをかけて欲しかった。カウンターが持ち味の選手とはいえ、見る側としては若干不満が残ります。
第9試合 バンタム級 5分3R
○BJ(2R裸絞め)下川雄生×
1R、下川選手が勢いよくタックルをしかけ、もつれてグラウンドへ。下川選手マウントからバックにつく。BJバックにつかれたまま立ち上がっておんぶの状態に。しばらくその状態が続き、下川選手がコツコツ殴る。ラウンド終了1分前、下川選手自ら降りる。BJ選手が上を取って殴ってラウンド終了。
2R、BJ選手組んでからの投げ。そのまま袈裟の状態へ。BJ選手上をキープし続けて最後はバックからのチョークで下川選手タップ。かなり力の差はあるかんじでした。
第10試合:
○山下志功(2R反則勝ち?)グラヴィダス・スマイリス×
1R開始早々、コーナー際で山下選手が何度もテイクダウンの体勢になるも、スマイリス選手がその度にロープをつかんで防ぐ。離れて打撃の攻防。スマイリス選手優勢。山下選手引き込んでから見事にスイープするも、スマイリス選手立ち上がる。スマイリス選手のパンチ連打で山下選手顔面から出血。一時中断。
2R、スマイリス選手が打撃で押す。山下選手は何とか倒そうとするが、またもロープをつかまれる。ここでスマイリス選手に減点1。その直後、スマイリス選手がまたロープを掴み減点2。さらにその後ロープを掴んだところで鈴木レフェリーが試合をストップ。山下選手の勝利。
第11試合:
○マモル(1RTKO)エリカス・ススロヴァス×
ミドルをきかせてパンチを連打したところでレフェリーストップ。正直、ススロヴァス選手は、かなりレベルの低い選手のように見えました。このクラスのマッチメイクの難しさが伺えます。
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