面白いというよりは好試合の多い良い大会だったと思います。

印象に残ったのはアルトゥール、オジャギの外国人勢。アルトゥール選手、超パワフルなテイクダウン&パウンドで飯田選手に完勝。オジャギ選手も負けはしましたが、ストレート、アッパー、ロー、ミドル、ハイと強烈かつ多彩な打撃は見ていて楽しい。ぜひまた呼んでもらいたいです。

一方、悪い意味で印象に残ったのもロドリゲス、フィオラバンティの外国人勢。セミ、メインでありながら二人とも体重オーバー・・。日本人がいかにナメられているかが良くわかます。

第1試合:
○高橋 渉(1R 4分37秒 腕十字固め)平山貴一×
高橋選手、タックルで上とって十字。

第2試合:
○吉田善行(2R腕十字固め)ホセイン・オジャギ×
1R、オジャギ選手が打撃でガンガン攻める。吉田選手は序盤打撃の攻防で、かなわないと思ったのか打撃で攻めることは放棄(したように見えました)。吉田選手、とにかく組み付こうとするも、オジャギ選手に突き放される。

2R、相変わらず打撃でオジャギ選手のペースでしたが、吉田選手がなんとか近づいてフロントチョークの形から引き込む。吉田選手下から十字。完全に極まって一本。吉田選手我慢の勝利。

第3試合:
○ウマハノフ・アルトゥール(1RTKO)飯田崇人×
アルトゥール選手が飯田選手を持ち上げるようにしてテイクダウン。そのままマウント、バックを取って強烈なパウンド連打。飯田選手なんとか耐えるも、ラウンド終了後ドクターストップ。

アルトゥール選手、今回は一方的な展開になったので、ディフェンスの部分は未知数ですが、とりあえず攻撃力は魅力。早く次の試合も見たいです。

第4試合:
△美木 航(2R判定)吉田幸治△
2Rが、見せ場が多くて面白かったです。美木選手得意の左ヒザ、吉田選手のフロントチョーク、両選手の投げ合い、美木選手のリバーサル、吉田選手のオモプラッタ・・。判定は1−0ドローでしたが、個人的には美木選手の勝ちでもよかったと思います。

第5試合:
○鹿又智成(2R判定)金原泰義×
細かい内容は覚えてないのですが、グラウンドでの動きが多い面白い試合でした。

第6試合:
○中村K太郎(1R裸絞め)サルマノフ・ドゥジャリィ×
中村選手が中途半端な飛びヒザ、着地したところをドゥジャリ選手がタックルで上に。中村選手が下から十字をしかけるも極まらず。スタンドに戻る。ドゥジャリ選手のタックルにあわせて中村選手のヒザ。あわてて組み付こうとするドゥジャリ選手をうまくつぶして中村選手がマウント。最後はバックから得意のスリーパーで中村選手の勝利。

修斗ニュースでは、青木選手とのタイトルマッチが濃厚みたいな書かれ方されてましたが、これは実現すれば非常に楽しみ。なんとなく青木選手が受けたがらない気がしないでもないですが・・。

第7試合:
○光岡映二(2Rネックロック)ポール・ロドリゲス×
光岡選手が、ロドリゲス選手の体を完全に持ち上げるネックロック(フロントチョーク)で勝利。ロドリゲス選手は、武士道での石田戦に続き同じ負け方をすることに・・。

第8試合:
○ルイジ・フィオラバンティ(1R 2分31秒 レフェリーストップ)門馬秀貴×
フィオラバンティ選手の大振りのフックが当たって門馬選手倒れる。フィオラバンティ選手がそのまま上取ってパウンド連打でレフェリーストップ。

相手の体重オーバーで言い訳ができるとはいえ、門馬選手可哀想な結果に。次こそはベストの体重(が何kgか良く分からないけど)での試合がみたいところ。

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