【修斗】1/26@後楽園ホール

注目の上田vs山本は、接戦の末、上田選手が判定勝利。緊張感あって面白かったが結果は山本選手には残酷。確かに、1Rはドローかやや上田選手、2Rはやや上田選手、3Rは明確に山本選手というような感じなので、問題は無いのだが、本人はあまり負けた気はしないだろう。もう1、2R見たかった。

グラウンドでのポジション争いには見ごたえがあった。それほど派手ではない展開なのに会場も沸いた。

上田選手、左ハイがよく出た。パンチもスムーズだった。後半は、やや打撃に押されてタックルが中心。グラウンドでは一枚上に見えた。

山本選手、後半のボディーパンチといい攻撃は多彩。彼の試合は、どの試合も緊張感あるので好き。今日は負けてしまったけど、次頑張って欲しい。というか、大沢選手との試合が見たい。大沢選手は、王座決定の4人トーナメントを直前で断ったとパンフに書いてあったので、当面修斗には興味無いのかもしれないけど・・。

メインの日沖vs戸井田は、日沖選手がバックについてからの十字でまさかの一本勝ち。煽りVで、戸井田選手が「(俺に)勝つんだったら一本で勝って欲しい。そうすれば日沖の時代が来たなと思える」と言っていたが、それが実現。日沖選手、この勝利でモチベーションを再び上げて欲しい。リオン、ルミナ、天慶など見たい組み合わせは多い。

戸井田選手、打撃で前に出たところにパンチを合わされて2度のダウンの末に一本負け。打撃中心になったのは、メインで客を意識したのか、それとも1Rにパンチで追い込んだのが自信になったのか。

勝った日沖選手も、1Rは危なかった。戸井田選手の左右の強いパンチを連続でもらって倒れる寸前(のように見えた)。あの高谷戦のようだった。遠い距離では、リーチを生かした、ジャブ、ローが活きるが、近くに入られたときの対処に不安が残った。

他で記憶に残ったのは、田澤選手。豪快な投げ、美しいリバーサル、勝利後の涙、試合全体が面白いというわけではなかったけど、場面場面で素晴らしいものを見せてくれた。

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