【東アジア選手権】日本vs北朝鮮 2/17@重慶

1−1の引き分け。前半早々チョン・テセに先制され、その後前半は互角の展開。後半に入ってからは完全に日本のペース。途中出場の前田のゴールで追いつくも勝ち越し点は奪えず試合終了。チョン・テセ一人にやられたような試合だった。

日本の失点シーンは、ボールをもらったチョン・テセに水本がチェックに行くもトラップでかわされ、さらにチェックにいった内田、加地も微妙にかわされゴール隅へシュートを決められた。

チョン・テセがうまかったと言ってしまえばそれまでだが、失点シーンは北朝鮮CKのこぼれ球からはじまっている。そしてCKは、遠藤からパスを受けた左サイドの誰か(背番号は見えなかったがおそらく加地)がボールを奪われてことが原因で、日本のミスからと言ってもいい内容。

守備では、前半、最終ラインは揃っていても、2列目の選手をフリーにする場面が何度かあった。タイ戦の失点も同じ状況からだった。何故そうなるかは分からないが、ワンボランチが影響しているのではないかと考えてしまう。もちろん、守備の人間が少ない分、攻撃の人間は多い訳で、一方的に悪い訳ではないと思うが、まだしっくりきていない感じはする。

日本の得点シーンは、左サイドを突破した途中出場の安田からのクロスのこぼれ球を、これまた途中出場の前田が頭で合わせてゴール。山岸がパッとしなかっただけに安田の突破は光った。

日本の攻撃陣で個人的に気に入ったのは前田。ゴールも良かったが、ボールのもらい方が非常にうまく見えた。次戦以降も見てみたい。

今回左サイドで使われた加地だが、駒野との比較では、明らかに劣っていたように思えた。まだ慣れてないせいかもしれないけど、監督には再考して欲しいところ。

日本の攻撃は、内田のいる右サイドからが多かった。全体的にミドルシュートを打つ姿勢も見えたが、精度には問題があった。今後の改善を期待したい。

GK川島 6.0 無難に守った。飛び出しは良かった。
DF内田 6.5 積極的な上がりで日本の攻撃の起点になった。
(駒野)-
DF中澤 6.0 いつもどおり堅い。
DF水本 4.5 テセに何度もかわされた。五輪代表では強いと思ってたが・・。
DF加地 4.5 いいところ無し。
MF鈴木 5.5 いつもどおり。
MF遠藤 5.5 攻守によく働いたがパスミスも多かった。
MF羽生 5.5 目立たず。
MF山岸 4.5 悪い意味で目立った。ボールを持ってからが良くない。
(安田)6.5 得点につながる突破、クロス。
FW田代 5.5 悪くはなかった。
FW播戸 6.0 積極的に動いてシュートを放った。
(前田)6.5 点を取る人は偉い。ボールの受け方も良かった。

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