【修斗】3/21@北沢タウンホール

寂しい客入り。特に前列の高い席。こんなに少ない下北は僕は初めて。宣伝されてない、カードが弱い、3月は格闘技興行ラッシュ、ということを考えるとしょうがないのか。

試合も、里本vsKG心斗、室伏vs澤田、井上vs中尾など、見せ場のある試合はあったものの全体的にはやや寂しい内容。

下北では若い選手を見るのが楽しみだが、残念ながら今回は、(現時点では)今後凄く期待できそうな選手は見当たらなかった。

良かった選手を挙げるとすれば、仕掛けまくって最後は腕ひしぎ三角固めを極めた里本選手と、これまた腕ひしぎ三角固めを極めた室伏選手。あと、井上vs中尾戦も面白かった。ライト級のレベルは高い。

第1試合:
○平山尚樹(2R判定)小知和 晋×
平山選手、体はややゆるめ。ナチュラルに力強そうな感じ。

1R、平山選手、タックル狙い。頭から突っ込むタックルで見栄えは良くない。平山選手、組んで足掛けて小知和選手を倒す。平山選手が、四つんばいの小知和選手のバックをキープする展開が続く。終盤平山選手が上に。

2R、平山選手、再び足を掛けてのテイクダウン。グラウンドでバックをキープしてスリーパー狙い。

平山選手、組み・寝技には自信ありそうだった。

第2試合:
○佐藤洋一郎(2R判定)石中 暢×
1R、佐藤選手がパンチで前に出る展開。両腕でガッチリブロック&頭を下げる石中選手を捉えきれない。

2R、ほぼ1Rと同じ展開。後半石中選手が疲れたか。佐藤選手のパンチ、組んでからのヒザが当たり始める。大きな展開なく終了。

第3試合:
○里本一也(2R腕ひしぎ三角固め)KG心斗×
1R、開始早々、里本選手の右フックがKG選手のアゴを捕らえダウンを奪う。ダメージはそれほどないか。KG選手タックル。里本選手、下から十字を狙うが不発。カメになった里本選手にKG選手鉄槌連打。里本選手、アームロックから十字を狙うがこれもはずれる。

2R、KG選手が組んでから投げる。里本選手が上になりかけるが結局下に。里本選手、下から十字。三角に移行して三角マウント奪う。腕ひしぎ三角固めの形になってKG選手タップ。里本選手見事な一本勝ち。

第4試合:
○松藤裕晴(2Rアームロック)赤崎勝久×
1R、松藤選手の蹴り足を引っ掛けて赤碕選手が上に。松藤選手、とにかく起き上がろうと動きまくる。赤崎選手は上をキープするのが精一杯。終盤、お互いアンクルを狙うが不発。赤崎選手がパスしてマウントを取ったところでラウンド終了。

2R、赤碕選手が組んで強引に投げる。松藤選手、下からヒップスローで上を取る。スタンドに戻る。赤崎選手タックル。松藤選手はそれをつぶして鉄槌。赤崎選手上に。松藤選手下からアームロック狙い。アームロックを利用して上に。アームロックの体勢のまま、足で顔をまたいで
ガッチリ極めたところでストップ。

第5試合:
○塙 真一(2R判定)嶋田錠二×
1R、嶋田選手、素早いタックルからテイクダウンするがすぐ立たれる。コーナーで膠着ブレイク。嶋田選手、足を掛けて上になるが、すぐスタンドに戻る。塙選手が打撃で押す。塙選手、嶋田選手の蹴り足をひっかけて上に。

2R、嶋田選手、きれいなタックル。スタンドに戻る。嶋田選手、さば折りでテイクダウン。両者場外に出たところでブレイク。嶋田選手がスタンドでバックについて引き込む。塙選手が上に。塙選手パウンド。

判定は塙選手。嶋田選手のテイクダウンを考慮して個人的にはドローな内容。

第6試合:
○室伏カツヤ(1R腕ひしぎ三角固め)澤田健壱×
1R、軽い打撃の応酬。室伏選手は当てる打撃。澤田選手は倒す打撃。澤田選手タックルで上に。澤田選手がパウンドに来たところを室伏選手が電光石火の三角。腕ひしぎ三角固めの形になって一本。

第7試合:
○井上雄史(2R判定)中尾享太郎×
1R、井上選手が右ストレートでダウンを奪う。井上選手組んでからのヒザ。一瞬中尾選手の表情が変わる。井上選手、いい左フックを入れる。井上選手、右ストレートで再びダウンを奪う。

2R、中尾選手が組み付いて、足を掛けてテイクダウン。中尾選手、パスして十字狙い。中尾選手バックにつく。中尾選手がバックからパンチを打ち続けて試合終了。

判定で井上選手勝利。

この試合とは関係ないが、ダウンの際のポイントのつけ方は未だに分からない。ダウンすれば、ダメージの程度にかかわらず2ポイント減点なのかとか、押しまくってる選手がダウンを奪われた場合のポイントはどうなるのかとか、複数回ダウンを奪った場合はどうなるのか、等々。ルールで決まっているのだろうか・・。

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