ドイツが2−0で勝利。ドイツの良さが出た面白い試合だった。

前半ドイツがポーランドを圧倒。開始直後にピンチがあったがその後は攻め続けた。ドイツはとにかく穴がない。全員凄い。

クローゼは相変わらず、絶妙のタイミングで裏を取るし、守備もする。ヤンセン、ラームの両サイドは積極的に上がるし、バラックはゲームを作る。フリンクスは運動量豊富だし、ポドルスキーとフリッツは攻めまくる。ボールを持てば全員前に突破する力があるし、ミドルも打てる。攻撃陣は守備も積極的に行う。悪い印象を残したのは決定機で2度はずしたゴメスくらい。

後半はさすがにペース落ちたかんじだったが、優勝候補の名に恥じない試合内容だった。W杯のメンバーがほとんど残っているので強いのは当たり前と言えば当たり前だが。

ポーランドも負けたが、悪いチームではなかった。特に、攻撃陣はウォポジンスキを中心に右サイドを攻めて、決定機を何度か作っていた。

ドイツの1点目はバラックのスルーパスから。ラームからボールをもらったバラックが、難しい体勢からパスを出し、裏に抜けたクローゼへ(かなりオフサイドくさかったが)。キーパーと1対1になったクローゼがフリーのポドルスキーに出してポドルスキーがゴール。

ドイツは前半早々にもほぼ同じ形(キーパーと1対1)でクローゼがフリーのゴメスにパスを出したが、ゴメスの足はボールに届かなかった。

ドイツの2点目は72分。ポーランドのペナルティーエリア内で途中出場のシュバインシュタイガーが相手DFにつっかけてボールを奪い、中央のクローゼへ。クローゼは空振りしたが、その後ろにいたポドルスキーが豪快に叩きこんだ。

ドイツも後半はペースが落ちたが、この2点目で完全に勝負あり。ドイツは後半になってラームの運動量が目立っていた。

ドイツ先発(4−4−2):
FW クローゼ、マリオ・ゴメス
MF ポドルスキー、フリッツ
MF バラック、フリンクス
DF ヤンセン、メッツェルダー、メルテザッカー、ラーム
GK レーマン

ポーランド先発(4−2−3−1):
FW スモラレク
MF クジヌベク、ジュラフスキ、ウォボジンスキ
MF レバンドフスキ、ドゥドカ
DF ゴラニスキ、ボンク、ジェフワコフ、バシレフスキ

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