スペインが4−1で快勝。ビジャがハットトリック。とにかくこの試合はビジャに尽きた。

1点目は、スペインがパスカットしてはじき返したところから。そのボールが一気にゴール前のフェルナンド・トーレスに。トーレスが粘ってビジャに出し、ビジャが確実に決めた。

2点目はカウンター。カプデビラが左サイドをドリブルで上がり、中央のイニエスタへ。イニエスタがスルーパス。ビジャが絶妙なタイミングで抜け出してゴール。

3点目は、カソルラからのスルーパスを受けたビジャが、素晴らしいドリブル・体の使い方で相手DFを一瞬はずしてゴールを決めた。

ビジャはいかにも点取り屋というタイプ。この試合では本当に素晴らしいパフォーマンスだった。コンビを組んだフェルナンド・トーレスも強さを見せた。後半は動きが落ちてセスクと交代した。スペインの守備陣では、プジョルの堅さが目立った。

ロシアは点数的には完敗だったが攻めるシーンはかなりあった。特に点を取ったパブリュチェンコはそれまでにも何度もチャンスを作っていた。いい選手だった。

スペイン先発(4−1−3−2):
FW ビジャ、フェルナンド・トーレス
MF シルバ、シャビ、イニエスタ
MF マルコス・セナ
DF カプデビラ、マルチェナ、プジョル、セルヒオ・ラモス
GK カシージャス

ロシア先発(4−1−3−2):
FW パブリュチェンコ、シチョフ
MF ビリアトジノフ、セムショフ、ズリアノフ
MF セマク
DF ジルコフ、シロコフ、コロジン、アニュコフ
GK アキンフェエフ

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