日本が4-2(前半3-2)で勝利。激しい試合だった。そして日本が攻められまくった試合だった。

日本先発:
FW 永井、宮澤
MF 香川、水沼
MF 山本、青木
DF 鎌田、村松、金井、岡本
GK 権田

日本は開始早々に2得点したが、良かったのはそこまで。それ以降、最後までイランの猛攻にさらされ続けた。

イランはドリブルもパスも前に前に出て行く。日本はフィジカル面とスピードで明らかにイランの選手に劣っていた。1対1で負け続け、ファールで止める展開が続く。たまに訪れる攻撃時も、イランのプレッシャーからミスを連発。特に横パスは狙われまくった。

劣勢の中で光ったのは3得点の永井。相手の選手に当たって入るラッキーなゴールもあったが、最後まで運動量とスピードが落ちず、決定機で確実に決めてくれた。以下得点シーン。

日本1点目:ショートコーナーからの山本のクロスを宮澤がヘッドでゴール。

日本2点目:GK権田のフィード一本でゴール前の永井に渡り、そのまま永井がゴール。

イラン1点目:日本ゴール前に上げられたボールを金井がトラップ失敗。イランに奪われてゴールを決められた。

イラン2点目:ショートコーナーからドリブルで切り込まれ、ゴール前の混戦でのこぼれ球を決められた。

日本3点目:永井がペナルティーエリア付近でシュート。相手DFに当たってコースが変わりゴール。

日本4点目:GK権田のゴールキックが永井に渡り。永井がドリブルで切れ込んでゴール。

イランはスピードがあって怖いチームだった。12番(ハジサフィ)が特に良かった。3-2になった後のPKをイランがはずしてくれたのが助かった。(PKは、ロングボールに対する連携ミスで相手にボールを奪われ、GK権田が相手選手を倒したことによるもの)

日本は最後まで自分達のペースで試合ができず。イランに合わせてロングボールを蹴る場面が多かった。

永井:この試合では神。
宮澤:1点目のヘッドは素晴らしかった。
香川:後半、持ちすぎてボール失う場面が多かった。
水沼:目立てず。
山本:パスミス連発。ひどかった。
青木:ミスもあったが守備で頑張っていた。
鎌田:攻撃の余裕なし。
村松:最後の砦として奮闘。
金井:判断悪い場面多かった。
岡本:攻撃の余裕なし。
権田:PKを与えたシーン以外では良く守った。

ここまで攻められるのは見たことないというくらい押されまくったが、その状況でも耐えて耐えて勝利をものにしたことは価値がある。とりあえず、この勝利で決勝トーナメント進出は確定したが、準々決勝で韓国戦を避けるために次のサウジ戦も勝ってほしいところ。

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