0-3で敗戦(前半0-1)。

完敗。よくこの点差で収まったと言っていいくらい、完全に圧倒された。先発は以下のとおり。
FW 永井、宮澤
MF 鈴木、水沼
MF 山本、青木
DF 吉田、村松、金井、岡本
GK 権田

試合は序盤から韓国ペース。日本は1対1で勝てない。パスミスも多い。攻めの形を全く作れない。

韓国の1点目は左サイドから。岡本がかわされてクロスをあげられ、走りこんだ選手に決められた。

後半も韓国ペース。相手のシュートミスに何度も助けられていたが、終盤、2点目、3点目を決められた。

日本は最後までチャンスらしいチャンスを作れず。後半開始から投入された柿谷選手は素晴らしかった。

永井: 攻守によく走ったが、よい形でボールを触る機会なし
宮澤: ポストになれず
鈴木: 目立たず
水沼: 目立たず
山本: パスミス等でボールを失いまくった
青木: 相手の攻撃を抑えきれず
吉田: ミスあった
村松: 頑張っていたが、2点目、3点目はスピードで振り切られた
金井: スピードで負けていた。甘い守備もあった
岡本: ミスあった。韓国に集中的に攻められた
権田: 3失点したが悪くはなかった

この敗戦で、日本は7回続けていたU-20W杯の出場が途絶えることとなった。今大会、格下だったイエメン戦を除いて、日本の印象は、ほぼ同じだった。

・1対1で勝てない(特にスピード、パワー)
・相手にプレッシャーをかけられ、ロングボールを蹴ってボールを失う
・ボランチ、DFの守備が弱い(除く村松)
・中盤、両SBのあたりでパスミスが多い。特に今大会の山本選手はひどかった(受け手に問題があるのかもしれないが・・)

良かった選手を挙げるとすれば、まず柿谷選手。出場時間は短かったがらしさは見せた。次に永井選手。スピード、運動量、決定力は記憶に残った。水沼選手も、韓国戦では活躍できなかったが、判断がよく確実なプレーが目立った。守備では、村松選手が、上背の無さと韓国戦でスピードで負けていたのは気になるところだが、カバーリングで能力を発揮していたと思う。

香川選手を欠き、柿谷選手が万全の体調で使えなかったのは不運だったが、イラン戦、韓国戦を見る限り、将来が不安になる今大会の内容だった。

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