ブラジルが3-2で勝利。前半0-2からの大逆転。

試合は前半からブラジルペース。右SBマイコンの上がりから何度もチャンスを作る。

しかし先制したのはアメリカ。遠い位置から何気なく入れたクロスが、ちょうどDFの間に飛び、そこに走りこんでいたデンプシーがダイレクトで合わせた。2点目は見事なカウンター。ドノヴァンとデイビス?の二人で持ち込み、ドノヴァンが冷静に決めた。

後半、ブラジルの1点目はルイス・ファビアーノ。中央でボールを受け、振り向きざまのシュート。素晴らしいゴール。1点取ってからはブラジルが一方的に攻めまくる展開。途中、幻のゴール(カカのヘッドがゴールを割ったように見えた)もあったが、構わず攻め続け、カカの左サイドの突破からルイス・ファビアーノが決めて2点目。さらにCKからルシオがヘッドで3点目。試合を決めた。

ブラジルで目立ったのはカカ。彼のドリブルは速くて、強くて、そして美しい。手で相手をブロックする技術も素晴らしい。右サイドのマイコンの攻撃参加も(特に前半は)良かった。あとはルイス・ファビアーノの決定力。ボールを持つ機会をもっと見たかった。

ブラジルは結果も残したし、個々のプレーでは良い所もあったけど、スペインとの比較では、やや劣るように見えた。

アメリカで目立ったのは、3失点したもののキーパーのハワード。スーパーセーブ連発。ドノバンの2点目を決めたプレイも良かったし、アルティドアは、準決勝の得点時もそうだったけど、所々で身体能力の高さを見せていた。

ブラジル先発:準決勝と全く同じ。※中盤の構成は自信無し

FW:ロビーニョ、ルイス・ファビアーノ
MF:カカ、ラミレス
MF:メロ、ジウベルト・シウバ
DF:アンドレ・サントス、ルイソン、ルシオ、マイコン
GK:ジュリオ・セザール

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