良い試合ではあるけど、盛り上がらない試合が多かった。客席が埋まってなかった(6~7割?)のも関係あったかも。

そんな中、一番記憶に残ったのは、意外にもメインの上田vsダンタス。

地味な試合になることを予想していて、実際地味な試合にはなったけど、緊張感とか両者の動きの速さ、激しさとかが予想以上で楽しめた。

相手のロープ掴みにも動ずることなく、積極的にタックルを仕掛けまくる上田選手は本当に格好良かった(特に2R)。

負けたダンタス選手も、ボディーストレート、ミドル、そして、ここぞというときに1、2、3、4ぐらいまで、まとめて放つ鋭いパンチは迫力十分だった。実際試合も1、3Rは、どちらが取ってもおかしくない内容だったと思う。良い選手なのでまた観たいけど、負けたら呼ぶのは難しいかな・・。

メイン以外で良かったのは、激しい打撃戦になった菅原vs赤木。ヒザでKOした菅原選手も良かったけど、パンチをもらう覚悟で必死の表情で前に出続け、パンチを繰り出していった赤木選手も良かった。

他では、期待の土屋選手も素晴らしい試合を見せた。試合間隔が一ヶ月しかなく、モチベーション、体調面で心配してたけど、そんな心配を吹き飛ばすような試合内容で完勝。いつもどおり動き続けて、後半、スタミナの切れた?伊藤選手をパンチ、パウンドで圧倒。土屋選手は本当に見ていて楽しい選手。今後上位ランカーとの対戦が楽しみ。

あとは、見事なカウンターの右フックでKOしたジャックナイフ ツネオ選手も良かった。手数がちょっと少ない感じはしたけど、コンパクトでシャープなパンチは目を引いた。

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