とりあえず、赤木選手のKOシーンの印象が強烈過ぎ。ぶん回した右フックがモロにヒットして松藤選手に失神KO勝ち。パンチが当たった瞬間に松藤選手の体がピーンと伸びて、そのまま倒れていった。試合後もしばらく意識戻らず。

赤木選手、以前は極め狙いみたいな感じだったけど、前回と今回の試合を見る限り、打撃戦を嗜好している模様。上手いかどうかは別として、今日のパンチは非常に力強かった。

リングドクターに綱川さんが復活。修斗との関係は修復されたのだろうか。変なところで意地をはってもしょうがないと思うので、仲良くやって欲しい。といっても今年でリングドクター引退とか言ってたような気がするけど。

会場は前列に空席が目立ってた。毎度のことだけど、平日、下北でこのカードではしょうがないかも。個人的には、新人王戦のカードが無かったのは不満。

第1試合:
○吉田勲(2R判定)石橋佳太×
両者足関を狙いあうなど、グラウンドで動きのある面白い試合。1Rに下からの三角でキャッチを奪った吉田選手が判定勝利。

第2試合:
○渡辺明伸(2RTKO)小泉慶嗣×
渡辺選手が右ロー、左ミドル、パンチで、ほぼめった打ち状態。2Rの早々には、客席にいたトイカツ選手からセコンド陣にタオル投入の催促が。結局、試合終了直前でレフェリーが止めた。

負けた小泉選手、今日は良い所がなかったけど、最後まで諦めなかった根性は立派。39歳でのプロデビュー。自分より年令が上の人が頑張ってるのをみて刺激になった。

第3試合:
○戸澤真澄美(2R判定)金内雄哉×
それほど差はなかったと思うけど、パンチの見栄えと、2Rにキレイな投げからテイクダウンを奪ったのが評価されたのか、戸澤選手が判定勝ち。二人とも、打撃の際に目を閉じている時間が長いように思えたのが気になった。

第4試合:
○柳澤雅樹(TKO)亘理崇麿×
試合序盤、いいパンチを何発か当てたのは亘理選手だったが、何故かその亘理選手の右目が腫れ始める。鈴木レフェリーはしばらく様子を見ていたが、見る見るうちに腫れ上がりドクターストップ。何が当たって腫れたのか分からず。

試合2日前のオファーを受けたらしい亘理選手、優勢だったこともあり、試合を止められて非常に悔しそうだった。

第5試合:
△三浦忍(2R判定)西岡耕治△
西岡選手がタックル狙いで突っ込み、三浦選手が防ぐ展開。やや退屈な感じに。1R終盤からほとんど寝てたので後半の内容よく分からず。

第6試合:
○小知和晋(1RKO)近野淳平×
手数が少なく、あまり面白みのない展開だったが、近藤選手が前に出たところに小知和選手の左ジャブ?がヒットして近藤選手がダウン。その時点では近藤選手の目は活きていたが、追撃のパウンドがまともに入ってレフェリーストップ。

第7試合:
○赤木敏倫(1RKO)松藤裕晴×

第8試合:
○吉岡広明(2Rフロントチョーク)阿部博之×
吉岡選手が、上を取られ際のフロントチョークで逆転一本勝ち。下で劣勢の時間が長かったが、諦めずに足を効かせて耐えたのが実を結んだ。

阿部選手は、1Rにパウンドでレフェリーが止める寸前まで攻め込んだが、決め切れなかったのが響いた。グラウンドでの強さは誰もが認めるところだけど、勝ち上がっていく選手に必要な「運」みたいなのが感じられない。

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