9/22 修斗@後楽園ホール
2009年9月22日 格闘技観戦後半やや退屈な試合もあったけど、前半の試合が良かったのと、メインが一本で締まったので満足。
記憶に残ったのは2試合目の矢地選手。左ハイから右ストレートで倒し、そのまま鉄槌連打でKO。まだプロ2戦目の19歳。試合ではハイを連発。パンチも鋭く、躍動感が凄かった。体も結構できているし、今後楽しみ。
私は、誰が一番強いのかを見たくて格闘技を観ている部分があるけど、最近はUFC(WEC)のレベルの高さが際立っていて、日本での試合は、数少ない例外を除いて「一番を決める試合」とは思えず、興奮度も低い。だから修斗でも、世界のトップにはかなわないことが、ある程度見えてしまう中堅選手の試合よりも、将来的に化ける可能性のある新人の試合を楽しみにしている。今日の矢地選手のような、幻想を抱かせてくれる新人選手が出てくると嬉しくなるのである。
矢地選手以外では、北原選手が印象に残った。テイクダウン力が素晴らしい。組んでから足を掛けるのも巧いし、タックルもスムーズ。打撃も、フォームがきれいなのは対戦相手の阿部選手だったかもしれないけど、ダメージを与えていたのは北原選手のように見えた。上位ランカー陣の誰とやっても面白そう。
第1試合:
○大塚のぞみ(2R判定)石神保貴×
2Rに投げから上を取った大塚選手が判定で勝利。負けた石神選手は、1Rに左ストレートでペースを掴み、KO寸前まで攻め込みながら、ダウンした相手へのヒザ蹴りで減点(と中断)があったのが響いた。
第2試合:
○矢地祐介(1RKO)小林ミツル×
矢地選手が左ハイから右ストレートで倒し、そのまま鉄槌連打でKO。負けた小林選手、恵まれた体格とリーチで打撃に良さがありそうだった。また観てみたい。
第3試合:
○北原史寛(2R判定)阿部マサトシ×
1、2R共に上を取る時間の長かった北原選手が判定で勝利。北原選手、1Rにサイドから十字を狙うも極め切れず。2R終盤にはパンチで攻め込む場面もあった。
第4試合:
○グスタヴォ・ファルシローリ(1R腕ひしぎ三角固め)石澤大介×
開始早々、石澤選手の左ハイが不完全ながらもヒット。ファルシローリ選手、倒れて下になるが、あっさりスイープ。ファルシローリ選手、上をキープして終盤マウント。肩固め狙い?が返されて下になるも、そこから三角。腕ひしぎ三角固めに移行して一本。
ファルシローリ選手、いかにも寝技師という感じだった。
第5試合:
○徹肌ィ朗(1Rフロントチョーク)松本輝之×
徹選手が投げて上に。徹選手、強引に十字を狙うも防がれて下に。徹選手、下からギロチン。松本選手しばらく耐えるもタップ。
第6試合:
○正城ユウキ(3R判定)KODO×
打撃の応酬→KODO選手がテイクダウンを狙う、という展開が続いた。正城選手が判定で勝利したが、それほど差は無かったように見えた。
第7試合:
○漆谷康宏(3R判定)神酒龍一×
終始スタンドでの闘い。個人的には、漆谷選手の「下がりつつ自分の攻撃だけ当てる」スタイルが好きなのだが、今日はいつもほどは下がらず。試合を通して若干上回った漆谷選手が判定勝利。神酒選手、右のパンチは結構当たっていたが、後半バテたか。
第8試合:
○ザビアー・ルーカス(3R判定)山崎昭博×
パンチで勝負したいルーカス選手とグラウンドで勝負したい山崎選手。1R、ルーカス選手は、山崎選手のローに合わせてパンチを「出そうとする」だけで、全く手が出ない。2、3Rは、山崎選手のテイクダウン狙い→防いでイノキ・アリ→スタンド、の繰り返し。時間がたつにつれ、ルーカス選手がパンチで優位に。山崎選手、後半かなり疲れていたように見えた。
正直、レベルが凄く高いとは言えない試合内容だったと思うけど、これが環太平洋王座戦になってしまうのが、今の修斗のミドル級の現実。
第9試合:
○遠藤雄介(1Rスリーパーホールド)朴 光哲×
打撃の交錯後、遠藤選手がスタンドでバックを取る。そのままグラウンドへ。遠藤選手スリーパーの体勢。朴選手、最初は余裕を持って対処していたように見えたが、最終的にはガッチリ入ってしまいタップ。
朴選手、この敗戦でまた修斗から離れてしまう気がしないでもないけど、もうちょっと頑張って欲しい。個人的には天突戦が観たい。
記憶に残ったのは2試合目の矢地選手。左ハイから右ストレートで倒し、そのまま鉄槌連打でKO。まだプロ2戦目の19歳。試合ではハイを連発。パンチも鋭く、躍動感が凄かった。体も結構できているし、今後楽しみ。
私は、誰が一番強いのかを見たくて格闘技を観ている部分があるけど、最近はUFC(WEC)のレベルの高さが際立っていて、日本での試合は、数少ない例外を除いて「一番を決める試合」とは思えず、興奮度も低い。だから修斗でも、世界のトップにはかなわないことが、ある程度見えてしまう中堅選手の試合よりも、将来的に化ける可能性のある新人の試合を楽しみにしている。今日の矢地選手のような、幻想を抱かせてくれる新人選手が出てくると嬉しくなるのである。
矢地選手以外では、北原選手が印象に残った。テイクダウン力が素晴らしい。組んでから足を掛けるのも巧いし、タックルもスムーズ。打撃も、フォームがきれいなのは対戦相手の阿部選手だったかもしれないけど、ダメージを与えていたのは北原選手のように見えた。上位ランカー陣の誰とやっても面白そう。
第1試合:
○大塚のぞみ(2R判定)石神保貴×
2Rに投げから上を取った大塚選手が判定で勝利。負けた石神選手は、1Rに左ストレートでペースを掴み、KO寸前まで攻め込みながら、ダウンした相手へのヒザ蹴りで減点(と中断)があったのが響いた。
第2試合:
○矢地祐介(1RKO)小林ミツル×
矢地選手が左ハイから右ストレートで倒し、そのまま鉄槌連打でKO。負けた小林選手、恵まれた体格とリーチで打撃に良さがありそうだった。また観てみたい。
第3試合:
○北原史寛(2R判定)阿部マサトシ×
1、2R共に上を取る時間の長かった北原選手が判定で勝利。北原選手、1Rにサイドから十字を狙うも極め切れず。2R終盤にはパンチで攻め込む場面もあった。
第4試合:
○グスタヴォ・ファルシローリ(1R腕ひしぎ三角固め)石澤大介×
開始早々、石澤選手の左ハイが不完全ながらもヒット。ファルシローリ選手、倒れて下になるが、あっさりスイープ。ファルシローリ選手、上をキープして終盤マウント。肩固め狙い?が返されて下になるも、そこから三角。腕ひしぎ三角固めに移行して一本。
ファルシローリ選手、いかにも寝技師という感じだった。
第5試合:
○徹肌ィ朗(1Rフロントチョーク)松本輝之×
徹選手が投げて上に。徹選手、強引に十字を狙うも防がれて下に。徹選手、下からギロチン。松本選手しばらく耐えるもタップ。
第6試合:
○正城ユウキ(3R判定)KODO×
打撃の応酬→KODO選手がテイクダウンを狙う、という展開が続いた。正城選手が判定で勝利したが、それほど差は無かったように見えた。
第7試合:
○漆谷康宏(3R判定)神酒龍一×
終始スタンドでの闘い。個人的には、漆谷選手の「下がりつつ自分の攻撃だけ当てる」スタイルが好きなのだが、今日はいつもほどは下がらず。試合を通して若干上回った漆谷選手が判定勝利。神酒選手、右のパンチは結構当たっていたが、後半バテたか。
第8試合:
○ザビアー・ルーカス(3R判定)山崎昭博×
パンチで勝負したいルーカス選手とグラウンドで勝負したい山崎選手。1R、ルーカス選手は、山崎選手のローに合わせてパンチを「出そうとする」だけで、全く手が出ない。2、3Rは、山崎選手のテイクダウン狙い→防いでイノキ・アリ→スタンド、の繰り返し。時間がたつにつれ、ルーカス選手がパンチで優位に。山崎選手、後半かなり疲れていたように見えた。
正直、レベルが凄く高いとは言えない試合内容だったと思うけど、これが環太平洋王座戦になってしまうのが、今の修斗のミドル級の現実。
第9試合:
○遠藤雄介(1Rスリーパーホールド)朴 光哲×
打撃の交錯後、遠藤選手がスタンドでバックを取る。そのままグラウンドへ。遠藤選手スリーパーの体勢。朴選手、最初は余裕を持って対処していたように見えたが、最終的にはガッチリ入ってしまいタップ。
朴選手、この敗戦でまた修斗から離れてしまう気がしないでもないけど、もうちょっと頑張って欲しい。個人的には天突戦が観たい。
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