スペインが延長後半に得点して1-0で勝利。

ファールが多くて最高の内容とは言い難かったが、凄く緊張感のある試合だった。

前半はオランダの守備の良さが目立った。スペインは序盤こそチャンスを作ったものの、その後はパスの出し所が無く、ロングボールを蹴らざるを得ない状況に追い込まれ、ボールを失うことを繰り返した。

後半は、疲れなのかカードがたまったからなのかオランダの守備のプレッシャーが弱まり、スペインがペースを掴んだが得点を奪うことはできなかった。

PKが見え始めた延長後半、ゴールを奪ったのはイニエスタ。裏へ抜けて落ち着いて決めた。素晴らしいゴールだった。

スペインが勝ったのは個人的には嬉しいが、この試合では、オランダを警戒しすぎて美しいサッカーをあまり見せられなかったのは残念。普段より攻撃にかける人数が少なく、ダイレクトプレーも少なかったように思えた。それだけオランダの攻撃力が凄かったということかもしれない。

オランダは、この試合でもロッベンの突破力が強烈に目立った。彼は変態。スナイデルの判断の早さ、パスの精度も素晴らしいものがあった。

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