名古屋に2-3で敗戦。割と完敗。特に後半。結果的には、高橋の退場が痛かった。金崎が3度ほどあった決定機で決めてくれていれば・・と思わないではないが、どれもそれほど簡単ではなかったのでしょうがない。西川にも1本くらいは止めて欲しかった。

大分のスタメンは、
FW:高松、ウェズレイ
MF:鈴木、金崎、高橋
MF:藤田、ホベルト
DF:小林、森重、上本
GK:西川

金崎と家長の併用を見たかった。深谷がいない現状では、4-2-2-2で右に金崎、左に家長とかで。3-5-2ならトップ下家長、FWに金崎。

高松とウェズレイのコンビはあまり好きじゃない。今の感じだと、高松よりも森島の方を見たい。ヘディングで競り勝てるイメージがあるし、キープ力もある。よく動くし。シュートの精度は低いけど。

名古屋は、ダヴィが1対1で強かった。前半は結構シュートはずしてくれてたけど。ダヴィの他にも玉田、マギヌン、小川ら名古屋の攻撃陣はレベルが高かった。

今更ですが、一応行ったので。

メインが個人的には良かった。富樫選手がボクシングで天突選手を完封。1Rから、右ジャブが当たりまくり。天突選手が前に出ると、ダッキングとサイドステップでかわす。1R途中、天突選手の右が当たって倒れた場面以外は、試合終了まで同じ展開。

天突選手、1Rはともかく、途中からテイクダウン狙ってもよかったかも。1Rにパンチが1回当たったことで、打撃に変に自信を持ってしまったのかも。

ヒート選手も良かった。スタンドでバックについてグラウンドへ。そのままチョークで一本。試合後は最高に渋くコマネチ(笑)。日本一のコマネチストです。

新人が楽しみで観にいったけど、今回は目立った選手は無し。

自由席システムは、個人的にはやっぱり嫌い。

第1試合:
○石神保貴(2R判定)金内雄哉×
1R、石神選手が上取って十字狙い。十字は失敗に終わるも下からオモプラッタ。さらに上取ってマウント。2Rも石神選手が上取って判定勝利。

第2試合:
○松本義彦(1R十字)安永有希×
安永選手が反り投げ風に投げて上。松本選手が下から三角、さらに十字に移行して一本。レフェリーがタップに気付かず、止めるのが遅れてた。

第3試合:
○MIKE(1RKO)川村文彦×
川村選手、上半身がデカイ。そして色が黒い。試合は、MIKE選手の左フックが当たって一撃KO。川村選手、負けたけど、序盤は押してたし、体は余裕でクラスAなので次も見てみたい感じ。

第4試合:
△西岡耕治(2R判定)徳久宜生△
1Rと2Rの前半は徳久選手が上取って、2Rの後半は西岡選手がマウント、バックを奪う。

第5試合:
○近野淳平(2R判定)太田洋平×
打撃でやや近野選手、テイクダウンでやや太田選手という試合。ドローか太田選手の勝ちでも良かったと思う。

第6試合:
○寿丸(2R判定)田口公一×
1R、寿丸がワンツーでやや優勢。2R、ほぼ互角だが、寿丸のパンチのフォームが崩れてきた。判定は寿丸。ドローでも良かったと思う。やや単調な試合。

第7試合:
△三浦 忍(2R判定)岡田孔明△
ほぼ互角の打撃勝負でドロー。これもやや単調な試合。

石渡vs小見川戦が緊張感あって面白かった。打撃でやや石渡、ポジションでやや小見川が優勢で結果ドロー。もう1R見たかった。

メインの朴vs遠藤は意外にもグラウンド中心の展開に。地味ながら、ポジションが目まぐるしく入れ替わって面白かった。両選手ともスイープしまくり。朴選手の、スタンドでバックを奪う動きが素晴らしかった。

他で目立ったのは、KODO選手のパンチの連打。KOしたシーンは、速すぎてよく見えなかった。

次の新宿FACE大会は、一律料金で全席自由。個人的には大不満。

DJ.taiki vs 植松と、帯谷選手の復帰戦が見たくて行ってきた。セミの中西vs白井が金的連発で冷えまくったけど、全体的には面白かった。客席は最終的には8割程度埋まってた。リングアナはお宮の松。アドリブが利くのはとても良い。勝った選手がほとんどマイク持つのは勘弁して欲しかった。

DJ.taiki vs 植松は、taikiがパウンドで圧勝。負けた植松選手も、下からの三角→十字で見せ場を作った。

帯谷選手は、最後はパンチをまとめてTKO勝ちしたものの、以前のような迫力は無く、スタンド打撃では押される場面が目立った。反応も悪いように見えた。

注目選手は、孫煌進に勝ったジョン・チャンソン選手。右ストレート一発でKO。次も見たい。試合時間短すぎて、打撃以外は全く分からなかったけど。

何気に盛り上がったのは、井上俊介vs田澤和久。いわゆるメガトン系対決。大味な殴り合い。 ノーモーションでパンチって言葉があるけど、井上選手は、言うなればフルモーションのパンチ。でも良く当たってたw そして田澤選手は全然倒れなかった。

アームロックでISE選手のヒジを壊した井上誠午選手も良かった。

昇侍選手は、大塚選手のしつこいタックル&テイクダウンの前に判定負け。若干KO狙いすぎてる感があった。客を楽しませようという姿勢は、もちろん歓迎なんだけど、勝ちに行くことも重要だと思う。

期待の菊野選手は、キム・ジャンヨン選手相手に、序盤圧倒したものの、結局捕らえきれず判定勝ち。帯谷選手との試合は普通に見たい。

0-0で引き分け。

前半の3度の決定機、そして終了直前のCKからの連続のチャンスで極められなかったのが痛かった。

試合は全体的には名古屋ペース。特に後半は、マギヌンを中心に左右からクロスを上げられてチャンスを作られた。

大分は、深谷選手とホベルト選手が怪我で欠場。深谷選手の代わりに入った小林(宏)選手は、クロスを上げられたときのマークが、タイトとは言えなかったような・・。

今日の引き分けで結局4位。自力でのACL出場権獲得はかなわなかった。

CAGE FORCE@ディファ有明へ。南側の席の作りが変わっていた。個人的には見やすくて良かった。

印象に残ったのは、星野選手の充実ぶり。

今日の試合は、テイクダウンしてパスして肩固めとかヒジ狙いつつ上キープみたいな感じで、凄く面白いという感じではなかったけど、スタンドでの打撃、テイクダウン、グラウンドでのポジショニング、パウンド(ヒジ)。どの能力も高くて穴が見つからない。

負けたウィッキー選手は、一発狙いが不発。個人的には、孫戦の後半のように、ジャブを多用するスタイルを見たかった。

水垣vs大石は、水垣選手がヒザからのパウンドでTKO勝ち。完勝だった。

水垣選手というと、右のパンチは強いけど、基本的にカウンター狙いで、手数はそれほど多くないというイメージだったけど、今日は違った。左のフック系のパンチもからめて、積極的にパンチを出していた。今後も、このスタイルを続けて欲しい。

鹿又vsエリヤは、鹿又選手が下からの十字で一本。打撃をもらって自ら下になったけど、エリヤ選手がパウンドに来たところを捕らえて秒殺。

注目の新人、高木健太選手はボディーへのヒザでKO勝ち。今後注目。スタンドでの打撃の応酬の際に、目を瞑るシーンが多かったのはちょっと気になったけど・・。

美木選手は十字で快勝。スタンドでの手数が少なく、2階の大沢選手に「行けよ、お前!」と何度も怒鳴られてたのはご愛嬌。

2-0(前半0-0)でトリニータ勝利。

柏のプレッシャーがきつくて、押されまくったが、何とか耐えて、数少ないチャンスをものにした。後半、点を取ってからは、柏の選手が疲れたからか、点を取った余裕からか、割と楽に闘えた。

1点目:エジミウソンが右にはたいたボールを途中出場の小林亮がセンタリング。中央に走りこんだ鈴木がワントラップ後、利き足ではない右足で蹴りこんだ。

2点目:ウェズレイのCK(高松の頭を経由)を、上本が頭で合わせてゴール。

次節は最終名古屋戦。今日鹿島が勝ったため優勝は無くなったが、ACL出場権目指して頑張って欲しい。個人的には、2トップに森島、金崎、トップ下に家長という布陣を見たいところ。ありえないけど。

メインが個人的にはもうひとつだったけど、面白かった。客席も久々に満員。

根津vsマイクは熱い試合でドロー。ATCHは渾身のスリーパーで勝利。ウエタ選手は芸術的な右のカウンターでKO勝ち。今後の期待大。フェザーのホープ、扇久保選手はまさかのドロー。中蔵選手は、修斗最高の業師ぶりを見せ付けて一本勝ち。

そして、日沖vsルミナは、日沖選手が、何もさせずにパウンドでTKO勝利。

私が修斗の会場に足を運ぶようになったのは97年の春。職場が後楽園の近くになったこともあるけど、当時破竹の勢いを誇り、かつ、圧倒的に格好良かったルミナ選手を見たかったから。

それから10年余。ずっと応援してきたルミナ選手がこのように完敗する姿を見るのは正直つらい。でも、この試合に限って言えば、どちらに勝って欲しかったかと言えば、日沖選手の方。仮に勝者がタイトルマッチに進むとして、日沖選手の方が可能性がありそうだったから。薄情かもしれないけど、正直そういう気持ちだった。

メインのリオンvs門脇は、ダウンカウント制度が勝敗を分けた。

リオンを指示したジャッジのうち二人は30-29。おそらく、リオンがダウンを奪った1Rで10-9をつけたものと思われるが、1R全体を通して見れば、押していたのは門脇選手で、かつ、ダウンした場面も、ダメージはほとんど無さそうだった。

もちろん、実際には効いていて、ダウンカウントが無ければリオン選手が1RでKO勝ちしていたという可能性も無くは無いが、門脇選手側からすると、来年採用されるダウンカウント無しのルールでやっていれば・・という内容だった。


0-1で鹿島に敗戦。

わりと完敗。鹿島の得点は、クリアしたボールが、偶然、内田の前にこぼれてきたことから得たもので、大分としては不運だったけど、それも、鹿島が攻めていたからこそ、ということなんでしょう。「西川だったら・・」と思ってしまうけど、下川を責めることはできない。

鹿島の得点後は、鹿島がある程度守備に意識がいったっぽいので攻めることもできたけど、正直、力負けの感は否めなかった。

大分は、高橋の欠場が痛かった。小林選手も守備で頑張っていたけど、攻撃参加はほとんど無し。もう一人の代役出場、藤田選手は、豊富な運動量と激しい当たりで、守備を中心に素晴らしい働きをしたと思う。

DF陣も鹿島の猛攻によく耐えた。特に深谷選手はマルキーニョスに決定的な仕事をさせなかった。若干物足りなかったのはFW陣。ほとんどクサビの役目を果たせなかった。個人的には、現状では、高松選手よりも森島選手の方が、運動量と体の強さを考慮すると、働いてくれそうな気がするんだけど・・。ナビスコのゴールのイメージが強いのだろうか。

リーグ戦残り2試合。優勝は厳しくなったけど、可能性はゼロじゃないし、ACLの権利もあるので、連勝で締めくくって欲しい。

0-0で引き分け。ほぼ互角の展開。大分にも決定機が何度かあったが、千葉のDFがゴールの中に何人もいて壁になっていた。86分の連続の大チャンスで決められなかったのが痛かった。

次戦は、現在首位の鹿島戦。負ければほぼ優勝は無くなる。ホベルトが累積イエローで出場停止だが、藤田選手が穴を埋めてくれるでしょう。FWは、個人的には森島を使って欲しいところ。

鹿島、名古屋との直接対決が残っているので、大分の優勝の可能性も当然あるが、浦和が漁夫の利で優勝するような気がしてきた。

疲れてて観戦中もウトウトしてた。

K太郎敗戦にびっくり。門馬選手の試合は、勝つ試合でも大抵危ない場面があるから盛り上がる。大沢選手は決めきれず。漆谷選手の試合は相手の出血ストップで不完全燃焼。

第1試合:
○宮崎直人(2Rスリーパー)星野大介×
宮崎選手がスタンドでバックについてオンブ状態に。そこからスリーパー。

どちらかというと、宮崎選手がグラウンドに行きたい感じで、再三タックルをしかけてた。星野選手は組んでからのヒザ以外は、ほぼ攻撃無し。

第2試合:
○圭太郎(3R判定)グッドマン田中×
組んでからのヒザの攻防、至近距離で細かいパンチを打ち合う展開。3R終盤、圭太郎選手がパンチで田中選手をぐらつかせる。

第3試合:
○佐藤豪則(3R判定)藤井陸平×
佐藤選手がテイクダウンでポイント奪って判定勝利。2Rには上から十字を極めかけるシーンもあった。

第4試合:
○内藤征弥(1R)アレックス・シウバ×
寝てたら試合が終わってた。

第5試合:
○漆谷康宏(1Rドクターストップ)清水清隆×
漆谷選手の左ハイ?で清水選手が頭部をカット。傷が骨まで達しているということでストップ。

第6試合:
○大沢ケンジ(3R判定)宮下トモヤ×
1R、宮下選手がタックルを仕掛けるが、大沢選手がうまくスタンドでバックについてオンブ状態に。そのままグランドに移行して大沢選手がバックから攻める。

2R、宮下選手がタックルからテイクダウン。立ち上がろうとした大沢選手フロントチョークを仕掛けるが不発。大沢選手がグランドでバックからカドワキスペシャル。チョークは狙わずに殴る(アームロックも仕掛けようとしてた?)。

3R、お互いフロントチョークを狙う場面あり。宮下選手が前に出るが大沢選手かわす。終盤、大沢選手のパンチで宮下選手がふらついたところで試合終了。

第7試合:
○門馬秀貴(1Rフロントチョーク)アンドレ・“ナパウォン”・マフェトニ×
マフェトニ選手の大振りのパンチ連打が当たって門馬選手倒れる。マフェトニ選手、追撃のパウンドに行こうとするが門馬選手ガード。門馬選手立ち上がる。マフェトニ選手、スタンドでバックについて、股にヒザ。

マフェトニ選手やや疲れたか。門馬選手の左フックが当たってマフェトニ選手ダウン。マフェトニ選手立つが、門馬選手がフロントチョークで一本。

第8試合:
○キム・ジャンヨン(1RKO)中村K太郎×
ジャヨン選手は、遠目の間合いから素早く飛び込んでの大振りパンチ狙い。これが何発目かで連続ヒット。倒れたK太郎選手に追撃のパウンドを浴びせたところで、セコンドがタオル投入。

0-3で敗戦(前半0-1)。

完敗。よくこの点差で収まったと言っていいくらい、完全に圧倒された。先発は以下のとおり。
FW 永井、宮澤
MF 鈴木、水沼
MF 山本、青木
DF 吉田、村松、金井、岡本
GK 権田

試合は序盤から韓国ペース。日本は1対1で勝てない。パスミスも多い。攻めの形を全く作れない。

韓国の1点目は左サイドから。岡本がかわされてクロスをあげられ、走りこんだ選手に決められた。

後半も韓国ペース。相手のシュートミスに何度も助けられていたが、終盤、2点目、3点目を決められた。

日本は最後までチャンスらしいチャンスを作れず。後半開始から投入された柿谷選手は素晴らしかった。

永井: 攻守によく走ったが、よい形でボールを触る機会なし
宮澤: ポストになれず
鈴木: 目立たず
水沼: 目立たず
山本: パスミス等でボールを失いまくった
青木: 相手の攻撃を抑えきれず
吉田: ミスあった
村松: 頑張っていたが、2点目、3点目はスピードで振り切られた
金井: スピードで負けていた。甘い守備もあった
岡本: ミスあった。韓国に集中的に攻められた
権田: 3失点したが悪くはなかった

この敗戦で、日本は7回続けていたU-20W杯の出場が途絶えることとなった。今大会、格下だったイエメン戦を除いて、日本の印象は、ほぼ同じだった。

・1対1で勝てない(特にスピード、パワー)
・相手にプレッシャーをかけられ、ロングボールを蹴ってボールを失う
・ボランチ、DFの守備が弱い(除く村松)
・中盤、両SBのあたりでパスミスが多い。特に今大会の山本選手はひどかった(受け手に問題があるのかもしれないが・・)

良かった選手を挙げるとすれば、まず柿谷選手。出場時間は短かったがらしさは見せた。次に永井選手。スピード、運動量、決定力は記憶に残った。水沼選手も、韓国戦では活躍できなかったが、判断がよく確実なプレーが目立った。守備では、村松選手が、上背の無さと韓国戦でスピードで負けていたのは気になるところだが、カバーリングで能力を発揮していたと思う。

香川選手を欠き、柿谷選手が万全の体調で使えなかったのは不運だったが、イラン戦、韓国戦を見る限り、将来が不安になる今大会の内容だった。

1-1で引き分け。日本は、かなりメンバーを替えてきた。両チームともトーナメント進出を決定しているということで、消化試合とは言わないまでも、疲労・故障のある選手を下げ、新しい選手を試す余裕はあったようだ。以下先発。

FW 遠藤
MF 鈴木、小暮、水沼
MF 香川、下田
DF 鎌田、薗田、村松、吉田
GK 松本

前半は、ややサウジペース。日本は、バタバタしていて、ロングボールを蹴ってボールを失うか、香川が持ちすぎてボールを失うという展開。

後半、サウジのロングスローから日本失点。GKが飛び出したがボールに触れず、こぼれたボールを押し込まれた。GKの明らかなミス。

失点直後、絶好機(遠藤が頭で落としたボールを水沼がシュート)が訪れたが、ボールはポスト直撃で得点できず。嫌なムードが漂ったが、数分後、フリーになった香川からのパスを水沼が豪快に蹴りこんで追いついた。

1-1になってからは日本ペース。サウジの運動量が落ちたのか、中盤で香川が余裕を持って前を向けるようになり、リズムが生まれる。両サイドバックもようやく上がれるようになった。何度かチャンスを作ったが追加点は奪えず試合終了。サウジの選手は個人技に優れていたが、前戦のイランほど激しくなかった。

遠藤: ボールを触る機会が少なかった。
鈴木: 目立たず。
小暮: 目立たず。もっとボールを持つ場面を見たかった。
水沼: 確実に戦力として計算できる選手。好きです。
香川: 諸刃の剣。前半は持ちすぎでボール失う場面目立った。
下田: 守備で効いていた。
鎌田: 目立たず。パスミスする場面も。
薗田: 危なっかしい対応も。
村松: 日本の守備の要。上背はないが勘、反応が良い。
吉田: 目立たず。
松本: 失点シーンはいただけない。

日本はAグループ1位通過決定。次はトーナメント準々決勝。U-20W杯の出場権を賭けた大一番。相手は韓国かイラクか。どちらが出てきても厳しい戦いになりそう。

香川は予定通り、この試合で日本に帰国。次戦、左サイドは鈴木が入りそうだが、個人的には、柿谷が出られる体調であれば、柿谷をFWではなく左MFに入れて、FWには今大会好調の永井という布陣を見てみたい。

日本が4-2(前半3-2)で勝利。激しい試合だった。そして日本が攻められまくった試合だった。

日本先発:
FW 永井、宮澤
MF 香川、水沼
MF 山本、青木
DF 鎌田、村松、金井、岡本
GK 権田

日本は開始早々に2得点したが、良かったのはそこまで。それ以降、最後までイランの猛攻にさらされ続けた。

イランはドリブルもパスも前に前に出て行く。日本はフィジカル面とスピードで明らかにイランの選手に劣っていた。1対1で負け続け、ファールで止める展開が続く。たまに訪れる攻撃時も、イランのプレッシャーからミスを連発。特に横パスは狙われまくった。

劣勢の中で光ったのは3得点の永井。相手の選手に当たって入るラッキーなゴールもあったが、最後まで運動量とスピードが落ちず、決定機で確実に決めてくれた。以下得点シーン。

日本1点目:ショートコーナーからの山本のクロスを宮澤がヘッドでゴール。

日本2点目:GK権田のフィード一本でゴール前の永井に渡り、そのまま永井がゴール。

イラン1点目:日本ゴール前に上げられたボールを金井がトラップ失敗。イランに奪われてゴールを決められた。

イラン2点目:ショートコーナーからドリブルで切り込まれ、ゴール前の混戦でのこぼれ球を決められた。

日本3点目:永井がペナルティーエリア付近でシュート。相手DFに当たってコースが変わりゴール。

日本4点目:GK権田のゴールキックが永井に渡り。永井がドリブルで切れ込んでゴール。

イランはスピードがあって怖いチームだった。12番(ハジサフィ)が特に良かった。3-2になった後のPKをイランがはずしてくれたのが助かった。(PKは、ロングボールに対する連携ミスで相手にボールを奪われ、GK権田が相手選手を倒したことによるもの)

日本は最後まで自分達のペースで試合ができず。イランに合わせてロングボールを蹴る場面が多かった。

永井:この試合では神。
宮澤:1点目のヘッドは素晴らしかった。
香川:後半、持ちすぎてボール失う場面が多かった。
水沼:目立てず。
山本:パスミス連発。ひどかった。
青木:ミスもあったが守備で頑張っていた。
鎌田:攻撃の余裕なし。
村松:最後の砦として奮闘。
金井:判断悪い場面多かった。
岡本:攻撃の余裕なし。
権田:PKを与えたシーン以外では良く守った。

ここまで攻められるのは見たことないというくらい押されまくったが、その状況でも耐えて耐えて勝利をものにしたことは価値がある。とりあえず、この勝利で決勝トーナメント進出は確定したが、準々決勝で韓国戦を避けるために次のサウジ戦も勝ってほしいところ。

予約時間枠超えちゃったため、録画が途中で切れていた。ライト級の決勝見られず・・。

北岡選手のヒールは良かった。

竹内選手はイズリングに失敗。スイープされるまでは完璧だったのに。

五味選手の判定は、しょうがないかもしれないけど厳しかった。ハンセン戦を思い出した。

ジョルジ・サンチアゴは、バハドゥルザダ戦でも中村戦でも強さを見せた。

横田は、出入りの速さと先手を取ることでポイントを奪った。

モーは、タックルからのパウンドで勝利。

中村vs佐々木は、積極性で中村。やや退屈だった。

マスヴィダルvsハン・スーファンは、一度のヒザでマスヴィダル判定勝利。これもやや退屈。

ホジェリオvsリンボンは、ホジェリオがちょっとずつ上回って判定勝利。退屈。

5-0(前半2-0)で日本の勝利。決定機をことごとくモノにした試合だった。先発は以下のとおり。

FW 柿谷、宮澤
MF 鈴木、水沼
MF 山本、青木
DF 鎌田、村松、金井、岡本
GK 権田

序盤は日本がボールを支配。1点目を取った後はリズムを崩したが、2点目を取ってからは試合終了まで日本ペース。5点目を取って以降は流し気味だった。

期待の柿谷は負傷で途中交代。セットプレーのキッカーは、山本(右足)と鈴木(左足)が務めていた。得点シーンは以下のとおり。

1点目:くさびの形で中央でボールを受けた水沼が宮澤に戻す(水沼はDFの裏へ)。宮澤からのパスを受けた水沼がゴール。

2点目:途中出場の永井が相手のパスをカット。永井がドリブルで切り込んで、宮澤とのワンツーで抜けてそのままゴール。

3点目:山本が相手にプレッシャーをかけ、こぼれたボールを永井が奪う。永井が左サイドをドリブルで突っ込んで、中央の山本へパス。山本が冷静にゴール。

4点目:右からのクロスを、走りこんだ青木がヒールで落として、後ろにいた水沼がミドルシュート。

5点目:鈴木が遠い位置からのミドルシュートを決めた。

チャンスの数はそれほど多くはなかったが、しっかり決めたという点で攻撃陣はまずまず。守備陣は、守りの場面が少なかったのでよく分からなかったが、カウンター時の1対1でのスピード、強さで不安は感じる。以下選手評。

柿谷:1対1で勝負できる選手。らしさは見せた。
(永井):2点目のゴール、3点目のパス共に見事。
宮澤:2アシストは立派。背は高いが柔らかさもありそう。
(河野):持ち味のドリブルが思ったほど活かせず。
鈴木:ゴールシーン以外では目立たず。
水沼:パス、ドリブル、シュート、判断が速くプレイも正確。好きな選手。
山本:攻撃では存在感。軽率なプレーでボール失う場面も。
青木:問題無し。
鎌田:上がる意識は見えたが、危ないボールの取られ方をする場面も。
村松:特になし。
金井:特になし。
岡本:上がる意識は見えたが、危ないボールの取られ方をする場面も。
(原口):交代直後はファール、ミス連発。
権田:特になし。

まずは無難に勝ったが、残りは強豪?イランとサウジ。2位通過だと、決勝トーナメント初戦で韓国と当たる可能性大らしい。韓国を倒すのもいいが、来年のU-20出場権確保のためには、1位通過して韓国は避けたいところ。

WOWOWで観戦。

チアゴ・アウベスは強かった。コスチェックも相当強いと思うがアウベスはさらに強かった。三段論法は通用しない世界だけど、アウベスに勝ったフィッチに完勝したGSPっていったい・・。
総合を見るときはいつも、「日本人は勝てるか」というのを意識するけど、この階級(以上)で日本人が勝っていくのは本当に難しいと感じる試合内容だった。

興味深かったのが、一本を取ったターレス・レイチのスリーパー。バックについて、片足で相手の腕を一本封じてからのスリーパー(最後、足は通常の胴フックになってたけど)。昔からある技術かもしれないけど、カドワキスペシャルやヒューズ固めと同様、足で相手の腕を封じてからの攻撃は今後も増えそう。

○ジュニオール・ドス・サントス(1RKO)ファブリシオ・ヴェウドゥム×
強烈な右アッパー1発で失神させた。追い討ちのパウンドに行ったところでレフェリーがストップ。あの堅い堅いヴェウドゥムがこんな負け方するとは思わなかった。

○ショーン・シャーク(3R判定)タイソン・グリフィン×
ほぼスタンドでボクシングの展開。差はほとんどなかったが、テイクダウン等で若干シャークだったか。

二人ともパンチは巧いしパワーもある。この試合ではほとんど見られなかったがテイクダウン能力もある。このレベルの選手と日本人トップとの試合を見てみたい。

○ターレス・レイチ(1R裸絞め)ドリュー・マックフィールズ×
レイチがタックルからテイクダウン。バックについてスリーパー。

○グレイ・メイナード(3R判定)リッチ・クレメンティ×
メイナードがタックルから押さえ込んで完勝。派手な選手ではないけど、メイナードは相当強いと思う。この選手も日本人との対戦が見たい。

○チアゴ・アウベス(3R判定)ジョシュ・コスチェック×
ほぼスタンドの展開。アウベスがパンチで何度かグラつかせたのと、ローを効かせたのでポイントを奪って判定勝ち。コスチェックのパンチも良かったが。タックルは全てアウベスに切られた。

○アンデウソン・シウバ(3RTKO)パトリック・コーテ×
3R開始早々、コーテが膝を痛めて試合終了。すっきりしない終わり方。ただ、試合を続けても、シウバの勝ちは動かないという内容だった。シウバは、距離を取っての闘いで、手数はそれほど多くなかったが、ロー、パンチ、ヒザで完全にコントロールしていた。

コーテは、何度かいいパンチとヒザをもらっていたが打たれ強かった。

0-1で神戸に敗戦。決定力の違いが出た試合だった。

前半は神戸ペース。大分は神戸のプレッシャーがきつくて、ロングボールが中心になり、ボールを失っていた。

後半は大分ぺース。相手の運動量が落ちてボールが回せるようになったが、得点を奪うことはできなかった。

失点シーンは、エジミウソンのファールから。早いリスタートでキム・ナミルが左に展開、左から鈴木?がクロスを上げて、フリーの大久保にヘッドで決められた。大分は、ホベルト、エジミウソン共に前にいたため大久保のマークがいなかった。

大分にもチャンスはあった。開始早々、右に開いたウェズレイからのクロスに森島?が走りこんだシーン(空振り)。後半のウェズレイのCK(深谷触れず)。バーに当たった森島のヘッド。藤田が左から上げたクロスを高橋がダイレクトボレー。高橋はもう一度決定機があったがはずす。そして、終了間際、家長があげたボールに金崎がヘッド(キーパー正面)。どれも簡単なシュートではなかったが入っていてもおかしくはなかった。

今日の負けで自力優勝はほぼ無くなったが、まだ直接対決も残っているし、望みはある。

トリニータ勝った。鈴木のスーパーゴールで奪った1点を守って。

前半、FC東京にボールはもたれたが、それほど危ない場面はなく、むしろ決定機は大分の方に多かった。後半はさすがに攻め込まれたが、なんとか逃げ切った。GK下川が、序盤、今野のシュートを防いだのが効いた。その後のプレイは相変わらずヒヤヒヤだったけど・・。

やっぱり先取点大事。トリニータは、相手を崩して得点する力は足りない。相手に先制されて、引かれてしまったらなおさら。守って守って、カウンターや今回のようにセットプレーでの得点を狙うしかない。セットプレーになれば、他のチームにも負けていない。ウェズレイの右足、鈴木の左足、共に強烈で正確。今後も、相手陣内でどれだけファールをもらえるかがポイントになりそうだ。

FC東京のワンツー主体で崩すサッカーは観ていて楽しい。カボレはやっぱりいい選手だと思った。

審判の判定が気になった。大分に不利な判定も多かったと思うけど、後半、東京にとって可哀想な判定も多かった。もう少し納得感のあるジャッジを期待。

残り5試合。優勝争いは首位から勝ち点差6のガンバまでくらいに絞られたと思う。トリニータは鹿島、名古屋との直接対決を残している、可能性は十分ある。残留争いは、大宮にやばそうな雰囲気がただよってきた。残り1チームはどこか。磐田か千葉か東京Vか。磐田がこの位置にいるのは本当に不思議。FC東京、清水、神戸は優勝争いも残留争いも関係無し。

新人王戦の二試合が楽しみで行ってきた。相変わらず最前列に空席が目立つ。

なんと言っても目立ったのは臼田選手。会場のどよめきを誘うバッキバキの肉体と、里本選手を失神させた戦慄のバックドロップ風の投げ。頭から落ちたようには見えなかったんだけど・・。里本選手、打撃には難がありそうだけど、肉体的なポテンシャルにはとにかく注目。

第1試合:
○沼尻 健(2R判定)戸澤真澄美×
上になる時間の長かった沼尻選手の勝利。沼尻選手、リーチを活かした左ストレート、首投げ、そしてキワが強さが目立った。何度かテイクダウンされかかったけど、その度に上になっていた。終盤スタミナ切れっぽかったので、そこが改善できれば楽しみ。

第2試合:
○小知和 晋(1RTKO)伊関泰二郎×
ゴング直後、カウンターの右ストレートで小知和選手がダウンを奪う。小知和選手、その後も大振りのパンチで攻める。三度目のダウンを奪ったところでレフェリーストップ。

第3試合:
○三浦 忍(2R判定)田口公一×
1R、前半、静かな打撃戦。パンチに合わせて、田口選手が素晴らしいタイミングのタックルでテイクダウンを奪う。終盤、三浦選手立つ。三浦選手、左フックを当ててグラつかせるが、田口選手タックルでごまかす。

2R、スタンドの展開。後半激しく打ち合う。ほぼ互角。マストなら、積極的にタックルを狙ったのと、手数で若干上回っていたので田口選手か。

判定は三浦選手の勝利。ドローでいいと思ったが・・。

第4試合:
○臼田育男(KO)里本一也×
臼田選手が組み付いてからバックドロップ気味に投げ。臼田選手、追撃のパウンドに行こうとしたが、動かない里本選手を見てレフェリーがストップ。着地の瞬間、体をひねって頭は打ってないように見えたのだが・・。衝撃のKO勝ち。

第5試合:
○田村一聖(2R)太田拓己×
1R、田村選手がテイクダウン。太田選手、起き上がってタックルそして素早くバックへ。この一連の動きはスピーディーで素晴らしかった。太田選手バックをキープ。終盤、田村選手が向き直って強いパウンドを一発入れる。

2R、田村選手が小手投げ風に投げてテイクダウンを奪う。田村選手、上になって固める状態が続く。終盤、太田選手立ち上がって、首相撲からのヒザを連打したところで終了。

判定は田村選手の勝利。ドローでもいいような内容。太田選手は、最後あと1分時間があればという感じ。

第6試合:
○生駒純司(1R三角絞め)下川雄生×
下川選手が、組み付いて、足を掛けながら浴びせ倒す得意の形でテイクダウンに成功するも、生駒選手が一瞬の隙をついて三角の体勢に。徐々に深く入っていって下川選手タップ。

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